最近、自宅にはいるチラシにひとつの特徴があります。

それは「特売が増えてきた」ことです。

以前よりも確実に特売をうたうチラシが増えてきました。

 

 

これは昨日の朝の食品スーパーのチラシの一部。

昨日からの連休にあわせて、外に出かける家庭が少ないとみて特売チラシをいれています。

生鮮食品のビッグセール。

お菓子、米、マヨネーズ、チーズ、オリーブオイル、ビール、ワインなどの特売満載のチラシです。

 

日常の食卓を彩る商品を目玉にしてチラシが作られています。

以前に比べると確実に消費者の節約志向に対応した店舗の販促が増えているのです。

 

新聞によると、22年11月は主要な食品の97%で特売の割合が減っていたようですが23年夏から特売が増えています。
理由は、商品の値上げ後に売り上げが落ち込む食品が目立ちはじめたからです。

日経POSによると、「1月は主要な食品156品目のうち116品目(74%)で前年同月に比べて販売数量が減った」(日経POSより)そうです。

1月以降はこの「節約志向」が目立ち、24年は確実に消費者の節約意識がさらに強まる一年になるでしょう。

 

しかし一方で、高くても高品質の食品も売れています。

先日、山梨のスーパーで山のように買い物をしましたが、それらは身体によく、美味しい商品です。

アミノ酸がはいっていないとか、合成着色料がはいっていない、オーガニックとか、化学調味料がないとか、手作りとか、国産原料など。

購入した商品はすべてこのような食品ばかり。

 

一つ一つをいま食べていますがとてもおいしい。

いま食べているバナナはいつも店頭に並べた瞬間に即売してしまうものですが、たまたま購入できました。4房で498円のバナナです。農薬0回、化学肥料0回というフィリピン産のバナナです。

これが本当においしい。

リピーター続出のアイテムでたびたびこの店がテレビで取り上げられると、このバナナも取り上げられ、売り切れてしまうのです。

 

通常は200円程度です。

2.5倍程度でも売れるのです。

 

特売で節約志向に応えつつ、しかしそれだけではお客さんをつなぎとめることできない。

良い物をしっかり品揃えすることです。

 

食品スーパーは二極化する消費にバランスよく答えないと生き残れない難しい時代です。

節約志向だけに流されず、よいものを提案できる店が増えてほしいと思います。

 

今日も二極化に対応していけるいける!!