アップルが次の時代を見据えた新商品の発売が迫ってきました。
2月2日に発売する新商品。
ビジョンプロ。
米国で発売する予定です。
ゴーグル型端末で、2007年にiphoneを発売して以来の大型商品の発売です。
アップルのこの端末によってアップルがさらに躍動するか。
ARの世界が一気に広がるのか。
それがこの商品にかかっていると言われています。
(写真 アップル リリース資料より Vision Pro)
以前ここで弊社がテストしているメタのメタクエストを紹介しました。
これもゴーグル型端末ですが、まだゲームや英会話などの世界で使えるものに用途は限られています。価格も7~8万円と高いですが、一般ユーザーが買える価格です。
しかしアップルのビジョンプロは3499ドル。
およそ50万円です。
50万円となるとパソコン並みの価格です。
高い。
当面はアップル好きのユーザーや、新しい物好きのユーザーに限られるだろうと言われていました。
しかし、発売日にカリフォルニアの店舗でビジョンプロを受け取ることができる予約枠は予約開始から数分で埋まったそうです。
その後の注文分については3月から順次発送する予定とか。
正確な販売台数は発表されていません。
各社の推計では、18万台ほどが売れていくと言われていて、初年度で30~40万台出荷されるだろうと報道されています。
50万円でゴーグル型端末 と考えると高い気がします。
しかし、今までのパソコンの機能、スマホの機能、それに今までの写真、映像などの機能が10倍くらいになって、この10年くらいの間に進歩したすべての技術が組み込まれた最新のデジタル機器と考えると、50万はむしろ安いのかもしれません。
以前、テレビ番組で落合陽一さんが「これは120万くらいの価格でもおかしくない。むしろ安い」と表現していました。
それほどの最新デバイスなのです。
ビジョンプロをかければ、自分が見ている世界、自分の視点を、他の人とも共有することが可能です。
私の仕事で言えば、私がどこかの店を視察する時にこのゴーグルをつけてみたとすると、その映像そのもの、私の見ている光景そのままを、他の人と共有して見せることも可能です。
私が受けている授業や講演も、同じ視点で、ほぼ同じタイミングで共有することも可能です。
海外で見ている光景そのものをリアルに退館することも可能ということです。
このゴーグルは外の世界とつながっています。
現実の世界の中にディスプレイが広がっているので、ARです。
もしかしたらこりビジョンプロによって、一気にARが現実世界に広がっていくかもしれません。
そうなると、世の中は一変します。
今後の端末の標準形になるりか。
それともやっぱりこれでは難しいとなるのか。
これからの世の中の流れを見ることができそうです。
今日もARを考えていけるいける!!