大阪の「ユニバ」を運営するUSJが、現場で働くクルーを全国から集めるために破格の待遇を提示して人を集めています。
クルーとはアトラクションやレストラン、ショーやその技術スタッフなどを担当する人たちです。
従来は関西圏で採用してきましたが、いよいよ人手不足が本格化し、さらに2025年の大阪万博で集客が増えることを見込すと、今から人をおさえておかないとまずい ということで、早めに手を打ったということのようです。
それにしてもアルパイを集めるためにそこまでやるか!!という破格の待遇に驚きました。
(写真 同社採用サイトより)
募集時の時給は1160円。
世の中の最賃よりは高いですが、東京、大阪、名古屋の大都市圏のサービス業の時給よりは高くありません。
むしろコストコや一部ファストフードなどが提示する時給1500円のほうが目立ちます。
おそらくこうしたサービス業とも人の取り合いになっているのでしょう。
多くのクルーを抱えなければならないため、時給を上げると、それに比例して大幅に人件費も増えてしまいます。
しかし同社では22年にいち早く、9000人いるクルーの時給を一律40円上げています。
結果的に1160円まで時給を上げていますが、これだけでは人材を集められないと感じているということです。
今年は通年で7000人以上を採用する と広報しているだけあり、人を集めることについてはあらゆる手段を使うと決めているのでしょう。
そのためには、関西だけでなく、全国から人を集める必要があります。
そのための策として、時給以外の条件を手厚くしたのです。
1.関西以外から採用が決まった場合には「祝い金」をだす
10万円を働き始めた月に半分、その翌々月に半分ずつ支払い、すぐに離職しないようにする
2.大阪への引っ越し代を一部負担
3.住居の下見費用、敷金・礼金、家賃補助
そして、約期間の更新時に正社員の登も検討してもらえる(働きぶり次第なので全員ではない)ということです。
結果的に同社では関西以外から105人を採用したそうです。
全国からアルバイトを100人以上採用しただけで価値ありますし、それ以上に、このアルバイト採用の厚遇がさまざまなメディアで取り上げられたことで、さらに応募もでてくるでしょう。
同社のアルバイト採用は当たった と言っていいと思います。
アルバイトに祝い金をだす例は他社でもありますが、10万円支給するということだけでも大盤振る舞いです。
さらに物件下見のための交通費を補填したり、家賃補助をだすのをアルバイトにも適用するいう流れ。
正社員でもアルバイトでも同様の対応をしていくことになるのでしょうか。
これはこれで企業としては大変な決断ですが、今後はこうした取り組みも真剣に考えねばならないのです。
人を採用することに工夫をしていげるいける!!
