TOKYO2020が2021年夏までに開催されることが事実上決まりました。
一番いい形におさまったと思います。
これからはこの目標に向けてすべてを動かしていくだけです。
世の中が目まぐるしく動く昨今。
今までの予想。
過去の流れ。
それまでの常識。
こうしたものが通用しない世の中になり始めている気がします。
まさにそのような世の中にしたい人がいるかのような動きです。
変化が激しい世の中だからこそ、その変化を受け入れて動くことが必要ですが、
同時に、大切なモノ、見失ってはいけないこともあるはずです。
経営者としてはその大切なことを忘れずにいるようにしないと、軸がぶれていきます。
変化が激しい時だからこそ、ぶれてはいけない軸はさらに大切になります。
昨日の会社では掃除をしていました。
お客さんが来ない今だからこそできること。
それはいらないものを捨てること。
そして店をきれいに掃除すること。
そう決めて、手があいているスタッフはひたすら掃除をしていました。
掃除こそが商売の原点であると分かっているから、みなさんで掃除をしているのです。
大切なものがわかっている企業だとあらためて思いました。
私も商売の基本として教わったことの一つが掃除です。
「クリンリネス クリンリネス クリンリネス」
とにかくなによりも掃除が大事だという話です。
繁盛している店に共通する事項の一つはこのクリンリネスです。
繁盛していて店が汚い という店はありません。
繁盛している店は必ず店がきれいで掃除が行き届いています。
店が乱れてくると売上も落ちるものです。
かんてんぱぱで有名な伊那食品工業の基本は5S。
整理・整頓・清潔・掃除・しつけです。
コロナでざわざわしている今も、同社のスタッフは事務所周辺の掃除を一生懸命にやられています。
いつもと変わらず。人数は以前より少ないので出勤している人が減っているのかもしれませんが、それでもやられている人はいつもいますので、大切なことを続けている証拠でしょう。
世の中がどう変わっても、会社として大切にしていることは続けているのです。
(写真 同社の掃除写真)
コロナで心がざわざわして、さまざまなものが変化していくと、どうしてもこのような基本が乱れるものです。
基本が乱れると、知らないうちにやらねばならないことも抜けてしまい、店が魅力を失います。
このような時期こそ、店であれば一番大切な基本に戻ることです。
会社にとって何が大切か。
変化が激しい時こそ大切なことを思い出すことです。
社員に思い出させることです。
オリンピックではアスリート、そして観客にとって安心・安全に開かれる平和の祭典という原点に立ち返ったからこそ、大きな決断をできました。
会社も同様です。
大切なことは何か。
この機会に立ち止まって大切なことを徹底するようにすることです。
それが今後の復活のきっかけをつくります。
今日も大切なことを忘れずにいけるいける!!