金運代理参拝と、何故か長野巡礼のお話
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生島足島神社の後に向かったの「穂高神社」
一般的に穂高神社と言えば、パワースポット好きの人ならば「穂高岳」への山岳信仰の神社。
歴史が好きな人なら「安曇族(あずみぞく)」が創建した神社。
こんな風な感じだと思います。
前者の意識の人が街中にある里宮の方に行くと、気持ちの良い境内の広さと反比例して「穂高岳」のエネルギーが弱い。神社の人間が、エネルギーをわかっていないと言います。
確かに狭い範囲で、本殿の向きだけを地図上で見ると「穂高岳」を遥拝しているのにもかかわらず境内は穂高岳を視覚的に遥拝できるような整備をされていません。
これは、どこから説明すれば良いのか・・・。
穂高神社の「里宮」と「奥宮」は、そもそものコンセプトが違いますし、「穂高神社」の名前に騙されている部分もあります。
穂高神社を「安曇族」という古代氏族由来の氏族が創建した神社の方に目を向ければ簡単です。
安曇族の本来の祖神である「阿曇磯良(あづみのいそら)」と言う海神がいます。
この神もまた複雑で、住吉大社の創建に関わっていたり、出雲王朝全盛の時代に出雲以南の海を支配していた豪族と言われていたり、猿田彦大神の系譜を辿っていけば「阿曇磯良」に到着する等。
話していけば長いので、今回は「海神」とだけ。
その阿曇磯良たち安曇族が祀った神社が福岡にある「志賀海神社」です。
同じ海の神と言われている「住吉三神」や「宗像三神」よりも起源の古い「綿津見三神(わたつみさんしん)」を祀る神社。
地図にラインを引くと。
里宮に関しては、「志賀海神社」の方を意識して建てられているので。言い方は少し違いますが、たまたま「穂高岳」が、その方向にあったってだけです。
祖神を祀り、祖神が祀った神(神社)を祀る。
現代の何でもかんでも「パワースポット目線」ではなく、古代人の信仰思想の方に目を向けないと気付けない事もあります。
また、そこに目を向ける(意識する)事によって受け取れるエネルギーと言うのも違ってきます。
逆に上高地にある「奥宮」は純粋に穂高岳を祀る山岳信仰の神社です。
今回お呼ばれたのは里宮。
着いた頃には、もう夕方でした。
呼ばれた意味は前半のうんちくは全く関係なく(笑
今回と前回の金運代理参拝参加者様の「秩父神社」からの流れで人生全体の調整の続きです。
と、いうのもエネルギー的にバランスを取るのに良いらしく。
今回のメインガイドである建御名方さんに「地図を見ればわかる」と言われたので、帰ってから見てみると。
長野に入って一番最初に行った神社「新海三社神社」・・・(約30キロ)・・・「生島足島神社」・・・(約30キロ)・・・「穂高神社」と、距離を見ても、「生島足島神社」を中央に左右のバランスが取れています。
また、日本100名山でもある「美ヶ原」の視点から見ると位置的に「裏・表」になり。つまりは「陰陽」のバランスを取れる事になるので、人生の調整には丁度良く、回るべくして回った神社と言った感じです。
この日は、ここまで。
松本に一泊です。
つづく
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