今時期の、神棚の榊(さかき)の話 | むがいちぜん(夢我一全)スピリチュアルガイド・相談鑑定・神社や神様徒然話

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本業は祈祷師。最近は、お弟子ちゃんが仕事に行ってくれるので副業でやっていた占い師を「電話」占い師に変えて活動中。
スピリチュアルな話、不思議な話、自分の話、祈祷師の話。そして電話占いの宣伝(笑)をメインにブログを、細々と書いていこうかなと思います。

 

おうちや会社などに神棚を設置している方から、今時期の暖かくから暑く、になってくる時期になると神棚に供えた榊が日持ちしなくて気を回していないと、すぐに枯れてしまうので大変という話を良く聞きます。

 

また、国産の榊を供えている方は新芽の季節ですから榊自体も弱々しくふにゃふにゃです。

 

神棚、祭壇など仕事で使っているような特殊な場合を除き一般家庭で実は、そこまで「榊」にこだわる必要はないです。

 

現代では、生産、流通が確保され。はたまた中国産の安価な輸入ものなど榊は、とても入手しやすくなりました。

 

では一昔前は、どうだったのでしょうか?

 

ヒサカキに代表されるような「本榊(ほんさかき)」を入手できない土地や、時期には、色々なモノで代用されていました。

 

花や、枝葉などです。元々、榊は供え物ではなく「神が宿る依り代」としての意味合いが強く。

そこの意味を取れば古来より日本では、全てのモノに神が宿る「八百万(やおよろず)」信仰ですから人が「神の力が宿るにふさわしい」と思えれば実は、何でも良いんです。

 

摘んできた花だったり、庭の木の枝だったり。

 

神が見ているのは、供える「行動」であり「気持ち」です。

 

それこそ、それなりの神社等でも外の参拝客から見えるような場所では、見栄えの良い中国産榊などを使っている所もあります。

 

うちのお客様でも、季節季節の花を生けている方もいらっしゃいますし。それに対して神棚の神に悪く作用するという事もありません。

 

せっかく神棚を家に置くのならば、楽しんで世話をする事が、ひいては良い波動を出す神棚作りに繋がります。