東京近郊日帰り登山 16-1  矢倉岳 | 電車とバスで行く 東京近郊日帰り登山   

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都心から公共交通機関で片道3時間以内、初心者でも楽しめる山やポイントを紹介します

矢倉岳(やぐらだけ・870m) ~地蔵堂

お椀を伏せた特徴ある形の矢倉岳。急な登りが続くが、雄大な富士山や箱根の山々、相模湾など開けた山頂から眺める景色が美しい。

1.  矢倉沢バス停~矢倉岳山頂~足柄万葉公園~地蔵堂バス停 ルート

 

*昨年の台風で崩落した山頂~万葉公園ルートはいまだ通行止めだが、新ルートを利用できる。

*矢倉沢からの登り急斜面はきついが、道はわかりやすく、危険ヵ所も殆どない。初心者でも挑戦できる。

 

        *登った階数:210階  歩数: 20,000歩 

 

矢倉沢バス停から雰囲気の良い本村の集落を進み、斜面を登った茶畑横の柵から登山口に入る。やや暗い杉林の山道を30分程登ると、しだいに明るく木々の間から丹沢の山々も見えてくる。斜面はさらに急になり、40分ほどでようやく山頂に到着する。360度開けた山頂からは、富士山が大きく見える(写真)。祠もある(写真)。景色を楽しみ昼食後、15分程下ると清水越に着く。台風で通行禁止となった旧ルートに代わり、尾根伝いの新ルートを通って万葉公園へ向かうこととした。なだらかな尾根伝いと思いきや、アップダウンや鎖場もあって体力がいる。1時間程で開けた万葉公園広場奥に着き(写真)、ここから県道と足柄古道を交互に下っていく。下から矢倉岳を見上げると、山頂までの急斜面が改めて実感ができる(写真)。鎌倉時代に作られたという「地蔵菩薩立像」が納められる「地蔵堂」に到着(写真)。数人のハイカーが蕎麦を食べながらバスを待っていた。

*2020年12月登山

*矢倉沢へは、小田急線「新松田」駅からバスで約30分。

*歩数、登った階数は、iPhoneアプリで計測。