東京近郊日帰り登山 35. 馬頭刈山(884m) | 電車とバスで行く 東京近郊日帰り登山   

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都心から公共交通機関で片道3時間以内、初心者でも楽しめる山やポイントを紹介します

つづら岩下~馬頭刈山(まずかりやま・884m) 

優雅な綾滝や、巨大な岩は見応えがある。馬頭刈山まではアップダウンが多く体力がいる。

1.千足バス停~綾滝~つづら岩~鶴脚山~馬頭刈山~高名山~瀬音の湯バス停 ルート

      *歩数:23,000歩 登った階数:240階

 

*綾滝からつづら岩下(929m)までの距離600mは、「関東ふれあいの道」の一部だが、岩の多い急勾配が続き体力がいる。初心者は、綾滝で引き返すと良い。

 

バス停(293m)から傾斜のある舗道を15分歩くと、登山口となる。約40分、杉の植林帯や明るい広葉樹の中、急坂を登ると綾滝へ到着する。岩壁を細く静かに流れ落ちる綾滝は美しい(写真)。綾滝が目的のハイカーもいた。ここからは岩が多く足場の悪い急斜面を45分登る。巨大なつづら岩(写真)が見え、20名程のグループがロッククライミングを楽しんでいた。昼食をとり、ここから尾根歩きとなる。振り返ると大岳山や御岳山など山々が望め、特に紅葉の時期は美しい。つづら岩から約15分は危険な箇所も多い。さらに鶴脚山を経て馬頭刈山までの1時間はアップダウンの連続となるが、所々で遠くの丹沢の山々が楽しめる(写真)。馬頭刈山山頂(写真)は明るくベンチもあり、特徴のある大岳山が良く見える。急斜面を下って高明山に到着する。木に囲まれた山頂には祠のある高明神社跡があり、30分程下ると神社の大きな鳥居がある。さらに30分、急な木枠の階段を下ると民家が見え、車道を渡る吊り橋に着く。ようやくゴールとホッとしたのも束の間、さらに20分程山道を歩き、瀬音の湯バス停(238m)に到着。温泉で疲れを癒してバスに乗る。

*2020年11月登山

*千足バス停は武蔵五日市駅からバスで約30分

*歩数、登った階数は、iphoneアプリで計測。