【映画】エンド・オブ・ホワイトハウス
シークレット・サービスとして大統領の護衛にあたるも、大統領夫人の命を守ることができなかったマイケル。
それから2年後、彼はホワイトハウス周辺を担当する警備員となっていた。
そんな中、独立記念日を迎えたホワイトハウスをアジア人のテロリスト・グループが占拠し、大統領の解放と引き換えに日本海域からの米海軍撤収と核爆弾作動コード開示を要求する。
特殊部隊による救出作戦が失敗に終わるのを目の当たりにしたマイケルは、一人でホワイトハウスに飛び込んでいくが…。
この作品はAmazonプライム・ビデオで観ました。
大統領を守る職についていたマイケルだけど、専用車が雪道でスリップし、道路から落下してしまうという危機に、なんとか大統領を救い出すけど、夫人の方は助けられなくて。
それで、シークレットサービスを去ってしまうんだけど、そうだよね、あんな体験をしてしまえばトラウマにもなるよね。
いつまでも頭から、あの失敗がはなれなくて、後悔ばかりが残るのも分かる気がする。
1年半後、韓国のイ・テウ首相がホワイトハウスを訪れるんですけど、上空に国籍不明の未確認機が飛来し、無差別の攻撃を仕掛けてくるんです。
大統領たちは、ホワイトハウス地下の危機管理センターへ避難するんですけど・・
韓国政府の関係者を装っていたテロリストのリーダー、カンが大統領を人質に取り、見せしめとして韓国首相を銃で処刑してしまうんですよ。
銃で撃ち抜く瞬間も、なんの躊躇なく行う残虐さ、恐ろしいやつです。
カンの狙いは在韓米軍の撤退とアメリカ中の核ミサイルの自爆コードである「ケルベロス・コード」の解除を要求。
核を自爆することでアメリカを死の大地にしようとしてるんですよ。
こいつは相当、アメリカに対して恨みを持ってるね。
一方、1人ホワイトハウスへ潜入していたマイケルは、身を隠していた大統領の息子、コナーを保護。
そして、カンがどういうやつかも公表されるんです。
彼は、英国大使館爆破の黒幕とされる人物で、全政界に指名手配されている人物。
襲撃から一夜明け、痺れを切らしたペンタゴンは、マイケルの制止を振り切って特殊部隊の突入を強行。
でも、秘密兵器「ハイドラ」の前に壊滅。
作戦が失敗に終わったペンタゴンは、カンの要求を呑む決断を下しますが、マイケルが大統領を救出すると約束し、30分待ってほしいと言うんです。
そして、クライマックス、マイケルとカンの死闘、手に汗握る攻防でしたがマイケルがカンを刺殺し、ケルベロス・コードも停止させ、これで一連のテロが一件落着しました。
生還を果たした大統領は、国民に力強いメッセージを送り、マイケルも再びシークレット・サービスの職に復帰。
作品の設定や展開は「ホワイトハウスダウン」に似ていますが、派手な銃撃戦や核があと少しで爆発してしまうところなど、ハラハラしながら観ました。
それにしても、マイケルはたった1人で大統領を救出するんだもの、本当に勇敢な男だよ。
こういうジャンルの作品は嫌いじゃないので、とても楽しめましたよ。