清水エスパルス ２ー０ ジェフ千葉
土曜に行われたJ２第23節。
前節、鹿児島に逆転勝利を飾った千葉は、現在3位の強豪、清水との大一番に挑みました。
千葉は前節から、トップ下の風間選手から横山選手に変更しただけで、あとは変えずに挑みました。
この日の相手、清水は今季ホームでは未だ無敗と、ホームでは無類の強さを誇ってるだけに、千葉としてはその牙城を崩せるか、それが試合の大きなポイントだと思ってました。
さすがは実力のある清水だけに、前半は千葉としては劣勢に立たされました。
先制点はGKからのロングキックでした。
一気に前線の選手に通されると、対峙していたおそらく矢口選手だと思うけど、あっさりと交わされてしまい、
そこから簡単にゴール前へ渡り、最後は走り込んできた選手に流し込まれてしまいましたね。
矢口選手、もうちょっと帰陣の時間を稼ぐとか、やり方があったと思うんですけど・・・
開始早々、いきなりの先制パンチを喰らってしまいましたね。
その後も、千葉は押し込まれる時間帯が続いて、自分たちのスタイルで試合を運べませんでした。
早い時間で失点してしまっただけに、千葉としてもプランが狂ったかもしれません。
すると、今度は清水のCKからゴール前、ヘディングで合わされ追加点を許してしまいました。
千葉の選手は、他の選手の動きにつられたのか、ほぼドフリーでヘディングをされてしまった感があります。
この試合の千葉は、何気ないイージーなパスミスがあったり、どこか集中力に欠けてる部分がありましたよね。
気温の高さとかが、関係してるのかな？
でも、条件は清水の選手も一緒なので、言い訳にはなりません。
それでも、後半に入ると少しずつ千葉は盛り返してきて、チャンスも作れるようになってきましたね。
決定機こそ、それほど多くなかったですが、最終的にポゼッションでも上回りましたしね。
それでも、やはり清水はホームでの強さが生かされた感はあります。
ゴール前までボールを運べない千葉は、エリア外からミドルを撃つなどの攻撃しかなかったです。
結局、ゴールを奪えないまま試合は終了し、悔しい完封負けとなってしまいました。
これまでの千葉は、結果がついてこなくても、それなりに良い内容で試合を運べてたんですが、この試合では内容も伴っていませんでしたね。
これで千葉は今季、清水にシーズンダブルを許してしまいました。
勝てるような試合ではなかったですけど、上位との勝ち点差を縮めるために勝たなければいけない試合だったと思います。
順位もプレーオフ圏外に落ちてしまいました。
J２は、現在、長崎と横浜FCと清水が頭ひとつ抜けてる状態なので、数字上ではまだ追いつくことは可能ですが、そのためにはもう負けられない状況です。
次節は、熊本との試合です。
今度こそ勝ち点３を獲ってくれることを期待してます。