ジェフ千葉 2ー1 中京大学
水曜に行われた天皇杯2回戦。
千葉の初戦の相手は、中京大学。圧倒的格下ですが、何が起きるか分からないトーナメント戦。千葉は決して油断することなく試合に臨みました。
千葉は、リーグ戦から大きくスタメンを変更してきましたね。
出だしこそ、中京大学のアグレッシブさに押されていましたが、徐々に千葉が主導権を握る展開に。
そして、ボランチの横山選手から相手の裏へ見事なスルーパス!
これをスプリントしてた高木選手へ渡り、あとはGKの位置と動きをよく見て冷静にゴールへ流し込みましたね!
早い時間帯に先制点を奪えたのは大きかったと思います。
その後もトップの呉屋選手をターゲットにし、幾つも決定機を作っていましたね。
追加点は時間の問題かな?と思わせるような展開でした。
すると、横山選手がドリブルで運び、左サイドの高木選手へ展開!
高木選手はスピードあるドリブルで駆け上がると、中央へクロス!
そこにいた風間選手が流し込みリードを2点へと広げました!
これでだいぶ楽にゲームを進められるかな?と思っていたんですが・・・
中京大学のスピードあるパスワークとアグレッシブな姿勢に手を焼いてしまい。
サイドからのクロスも立て続けに入れられ、あわやというシーンもいくつかありました。
前半は無失点で終えたかったですが、サイドからのクロスにゴール前でボレーシュートを決められ、失点を許してしまいました><
あのボレーシュートは、キレイにふかさずかつ豪快に決められてしまいましたが、大学生相手にあの失点はまずいですよね。
失礼、大学生相手にという表現は、彼らを甘く見てることになりますね。
現に、J1首位の町田が筑波大に敗れるという大波乱も起きてることだし、これがトーナメント戦の怖いところであり。
見てる方としては、これこそが醍醐味とも取れるんでしょうけど。
後半、勢いを増した中京大学に対し、停滞感が見えた千葉。
ここで小林監督は、田口選手、林選手、田中選手と一気に3枚替えに踏み切りました。
フレッシュな選手の投入により、ゲームの雰囲気を変えたいという狙いだったんでしょう。
すると、その采配が功を奏したのか、千葉がチャンスを作り出すシーンが多くなりましたね。
大きなピンチも作られなくなり、試合はそのまま1点リードしたまま終了。
楽勝と思ってたという人もいたかと思いますが、千葉にとって難しい試合を強いられてしまいました。
でも、勝って次のラウンドへ進めたのが何より!
去年は、初戦敗退でしたからね。
試合後、中京大学の選手たちが、千葉のサポーターの元へ「ありがとうございました」と挨拶しにきたのが印象的でした。
7月10日に行われる3回戦ではJ1のFC東京と対戦します。
普段、J2の舞台で戦ってるチームとは明らかにレベルの違う相手ですが、胸を借りようなんて思わず、絶対に勝つくらいの本気度で挑んでほしいですね。