マンチェスターC 1ー2 マンチェスターU
土曜夜に行われたイングランド・FA杯決勝。
対戦カードは昨季と同じマンチェスター・ダービーとなりました。
我がユナイテッドは、昨季のリベンジを果たすため、そしてタイトル獲得を目指してシティと対戦しました。
ユナイテッドのスタメンは、ヴァランとマルティネスの主力CBコンビが、今季最終戦にて揃いましたね。
また前線は、トップにB・フェルナンデスを置いてゼロトップのような形を敷いてきました。
一方のシティは、ほぼベストメンバーで挑んできましたね。
今季のパフォーマンスが好対象の両チームですが、最強の強さを誇るシティに対しユナイテッドがどこまで出来るかが関心事でした。
序盤からポゼッションを握ったのは、予想通りシティ。
最終ラインでボールを回し、隙を見つけては楔のパスを差し込んで一気にユナイテッドゴールへ襲いかかるという戦い方できました。
ユナイテッドの方は、自陣にブロックを敷いて、ゴール前にきたクロスなどに対しては、集中してマークを外さずしっかりと対処してました。
でも、ユナイテッドは下がってるだけでなく、シティのビルドアップ時に前から積極的にプレスをかけていって、実際、シティの選手が慌てる場面もありましたよね。
こういう大一番では、先制点がカギだと思ってましたが、それを実行したのはユナイテッド!
ダロートが後方から相手の裏へロングボールを送ると、このボールを対処しようとしたシティにまさかの連携ミス。
そこをガルナチョが逃さずゴールへ流し込み、なんとユナイテッドが先制に成功しました!
シティは、DFがクリアするのかGKが対処するのか、戸惑ったのが最終的にミスとなってしまいましたね。
シティでもこんなミスをするんですね。
さらにユナイテッドは、サイドのガルナチョから中央のB・フェルナンデスへパスをするとダイレクトでメイヌーへ!
メイヌーは落ち着いてゴールへ流し込み、なんとユナイテッドが前半のうちに2点のリード!
あのB・フェルナンデスのパスは素晴らしかったです。
ノールックでしたからね~
きちんとメイヌーの位置が分かっていたんでしょう。
シティ圧倒的優位の予想をした方が多いと思うんですけど、誰がこんな展開を予想したでしょうか?
こうなるとシティは、さらに牙を剥き出しで怒涛の攻撃をしてきます。
ハーランドのバー直撃という決定機もありましたし、ユナイテッドはギリギリの状態でシティの攻撃を凌いでいました。
終盤にドクが追撃の一撃を決めて、シティの追い上げムードになってしまいました。
ドクはクイっと切れ込み迷わずニアにシュートを打ちましたね。
GKKオナナも懸命に手を伸ばしましたが、その手を弾いてゴールへ突き刺さりました。
1点差では何が起こるか分からない状況の中でも、ユナイテッドはヴァランとマルティネスのCBコンビは安定してましたね。
今季限りでユナイテッドを退団することが決定してるヴァランですが、最後の試合でチームのために好パフォーマンスを披露してくれたと思います。
そして、最後の最後までリードを守り切ったユナイテッドが、シティに昨季の雪辱を晴らしFA杯のタイトルを獲得しました!
まさに歓喜の瞬間でしたね。
先ほども触れましたが、大方の予想ではシティ圧倒的優位だったんですが、ユナイテッドが意地を見せてくれましたね。
ユナイテッドはこのFA杯で優勝したことにより、来季のヨーロッパリーグへの出場権を獲得しました。
そして、注目されてるのはテン・ハーグ監督の去就について。
プレミアリーグが終了した時点では、解任?という噂が出ていましたが、FA杯のタイトルを獲ったことにより、継続ということになるのか、
分かりませんが、どう評価するんでしょうね、ユナイテッドの首脳陣は。
来季、誰が監督になってもプレミアでタイトル争いができるような、昔の強さを取り戻して欲しいです。
『ユナイテッド、優勝おめでとう!』