V・ファーレン長崎 1ー0 ジェフ千葉
土曜に行われたJ2第17節。
前節、愛媛FC相手に7得点と攻撃が爆発した千葉は、現在2位と好調な長崎との試合に挑みました。
千葉は7得点と圧勝した前節から、スタメンを全く変えずに挑んできましたね。
おそらく前節の良い流れを引き継いでいこうという意図が見えます。
長崎は、今季のJ2、16試合を終えてわずか1敗と抜群の安定感と強さをもってるので千葉も簡単には倒せないだろうと思ってました。
試合開始から予想通り、千葉は前線からハイプレスを仕掛けてきましたね。
これが千葉の持ち味ですからね。
ただ長崎も非常に落ち着いていて、慌てず丁寧にボールを繋いで行き、千葉のゴール前へ効果的なボールを入れていきました。
でも、ポゼッションでは千葉の方が上回ってましたね。
中盤から田口選手がゴール前へ精度の高いクロスを何本も入れていて、小森選手が合わせるという図式が多かったです。
このような形で前半は過ぎていきましたが、その前半が終わろうとする頃、長崎の選手にミドルレンジからシュートを決められ先制を許してしまいました。
ゴール隅へ巻いたシュートだったんですが、GK藤田選手も懸命に手を伸ばしていましたが、あれはちょっと取れないでしょう。
っていうか、シュートになる前のシーンで、千葉の選手が顔に手が入ってうずくまってたのに主審はファールとってくれなかったんですね。
あれはちょっと不満が残ります。
後半に入っても、千葉の攻め続ける展開は変わらず、決定機もいくつもありましたが、長崎DFは身体を張った守備で、千葉としてはどうしてもゴールを破ることができませんでした。
長崎にも攻め込む時間帯がありましたが、千葉の田口選手と小林選手の両ボランチが的確にインターセプトをして、攻撃の芽を瞑っていました。
こうして千葉優勢の時間が続いていたんですが、追いつくことができないまま、残り時間は過ぎていき・・・
なんとももどかしいシーンが続いてましたね。
結局、前半の虎の子の1点を守り切った長崎に敗れてしまいました。
千葉は何もできなかったわけではないんですが、連勝とはいかず惜敗です。
前節、7得点も挙げた攻撃陣ですが、この試合では1点も取れないまま終わってしまいました。
悔しいですね、こういう展開は。
今季の千葉は勝ったり負けたりを繰り返していて、どうしても波に乗れません。
順位も中位を彷徨ってる感じです。
やってるサッカーは、非常にポジティブなものなんですが、それがコンスタントに結果として続かないです。
よく機能する試合もあれば、結果に結びつかない試合もあったりと。
毎試合、それを結果に結びつけることが千葉の課題ですね。
次節は岡山との試合です。
上位との対戦が続く、千葉としては試練の期間ですね。
こういうところで結果を残せなければ、上位に食い込めないと思うので、良い結果として現れるよう祈りましょう。