スラムダンク 第58話
『しぶとい奴ら!』
残り4分30秒で4点を追う湘北は総力戦に出た。
激突した意地と意地は4点差と6点差の間を行ったり来たりのまま残り2分まで粘る。
そんな中、意地でボールを追いかけていた流川が、体力の限界によって木暮との交代を余儀なくされてしまう。
残り45秒、流川に続いて三井の体力ももはや限界だった。
王者海南と終盤までほぼ互角に渡り合ってる湘北。
誰がこんな展開を予想しただろうか。
清田のシュートも赤木が驚異のブロック。
怪我をしてながら、こんなにプレーができるとは、まさに精神が肉体を超えた感じだね。
残り4分で海南はオールコートディフェンスを仕掛けてきたけど、オールコートって相当なスタミナがないとできないんだよね。
でも、高頭はうちはそれだけの練習をしていると自信たっぷり。
海南が得点すれば、湘北もやり返す・・こんな展開が続き気がつけば残り2分。
終盤のこういった時間帯で得点できるかが、試合の行方を大きく左右するんだよね。
その分、海南は相当鍛えられてる。
湘北は前半、フル稼働のプレーをしてた流川は、体力の限界に達してる感じ。
立つのもやっとな感じでベンチに下がるハメに。
大活躍だった流川だけど、負けず嫌いな性格から悔しい気持ちがあるはず。
そして、三井も自分にパスがきても気づかず、大きく肩で息をしながら立っている状態。
もう湘北は満身創痍状態だね。
でも、赤木は絶対に負けないとの気持ちから怪我を抱えてるにも関わらず、執念でブロックしたりリバウンドを取ったり。
そして、ついに残り1分を切った!
湘北は奇跡の大逆転なるのか?
第58話のスラムダンク語録
『負けてない、俺は負けてないぞ』