【映画】CUBE 一度入ったら、最後
見知らぬ立方体の中で目を覚ましたエンジニアの後藤裕一、団体職員の甲斐麻子、フリーターの越智真司、中学生の宇野千陽、整備士の井出寛、会社役員の安東和正。
それぞれに接点はなく、なぜここにいるのかも分からない彼らは、脱出しようと四方につながるほかの立方体空間を移動していく。
随所に仕掛けられた熱感知式レーザー、ワイヤースライサー、火炎噴射といった殺人的トラップをクリアし、暗号を解き続ける。
この作品はAmazonプライム・ビデオで観ました。
見ず知らずの人たちが、謎の立方体に集められ、ここからどうやって脱出するのか?
そして、本当に脱出が可能なのか?全く先が読めないオープニングでした。
次の部屋への扉を開いて、先へ進んでいく後藤たち。
しかし、トラップが仕掛けてある部屋もあって、井出が靴を投げてそれを確認するんです。
観てる方もドキドキしてしまいましたよ。
足を踏み入れた瞬間、トラップの餌食になってしまうのかと。
ここで後藤は、扉にある数字が素数と関係あって、それでトラップがあるかどうか、あとどのくらい進めば端の部屋まで辿り着けるか、を発見するんですよ。
しかし、井出がトラップの犠牲に><
思わず目を覆いたくなる瞬間でした。
越智と安東がトラップによって、取り残されることになり、安東は越智のせいにするんですが、怒りを露わにした越智が安東を殺してしまうんです。
極限状態に陥った時の人間の心理を見た気がして、怖いな~と思いました。
精神も限界に達していたのかな?
越智は再び後藤たちと合流するんですが、もう精神的におかしくなってしまった越智は後藤の首を絞め殺害しようと・・・
しかし、その時、トラップが発動し越智は死亡。
後藤は甲斐と千陽を先に行かせ、自らは残ることを選択。
甲斐と千陽は、出口へと通じる最後の部屋へ辿り着けました。
あれだけいたメンバーも、最終的に残ったのは二人だけだったんですね。
甲斐は「外に出ても何も変わらないかも」と声をかけますが、千陽は「それでも行かなきゃ」と出口へと向かっていくんです。
甲斐はなぜ一緒に出て行かないんだろう?と思っていたけど、実は彼女、運営側のアンドロイドだったんですよ。
満身創痍で生き残った後藤は、傷を負いながらも、また立方体の中で目を覚まし。
そして、甲斐は新たに集められた人たちの前に現れ「あなた達は誰?」と言ったところで終わりました。
観ていて、一つ一つのシーンがとても手に汗握る展開でした。
酷評されてる作品みたいですが、残酷なシーンがありながらも楽しめましたよ。