今月も買いました、ヤングギター!
表紙はVOW WOWのギタリスト、山本恭司さん。
1976年にBOWWOWとしてデビューを飾り、邦楽ハード・ロックの先駆者として、早数年でKISSやエアロスミスのオープニングアクトに起用されるなど、数々の実績を残してきたそうですよ。
さらにイギリスでのツアーも成功させたり、海外でも確かな実績を残したそうです。
そして、1983年にメンバーの脱退を機に、新たなメンバーを入れ翌年にバンド名をVOW WOWと変えて再始動したんですが、1990年に突然の解散。
VOW WOWとしての活動期間は、わずか6年でした。
僕はVOW WOWというバンドは、名前くらいしか知らなくて、でも山本恭司さんというギタリストは何度かこの雑誌で取り上げられていたので、知ってはいたんですよ。
でも、こんなにすごいバンドだとは知りませんでしたし、今回の特集を読んでこのバンドが残した数々の実績を知り、こんなすごいバンドが日本にいたとは!と驚きました。
全盛期には日本武道館でもライブを行ったそうですからね。
今年は、VOW WOWの1stアルバム「BEAT OF METAL MOTION」のリリースから40周年と節目の年だそうです。
だから今回、大々的に特集を組んだのでしょう。
僕自身も、邦楽ロックの黎明期にこんな素晴らしいバンドが存在していたのを知れて良かったです。
もう一つの特集は「日本のMETAL名盤55選」と題して、過去から現在に至るまで、日本のメタル・シーンに大きなインパクトを残したアルバムが55枚選出されてました。
僕も日本のメタルは聴きますが、今回選ばれた中には、僕が初めて知る作品もたくさんあって、良い勉強になりましたよ。
55選の中に僕の持ってるアルバムが入って時は、嬉しかったですね。
日本のメタル・アルバムにも、たくさんの名盤があったんですね。
そして、メタル繋がりとして「日本のMETALギタリストの肖像」と題して、新旧の日本のメタル・バンドのギタリスト6名が、日本におけるメタルの在り方などについて語った貴重なコーナーもありました。
自身のルーツや影響を受けたギタリストなど、深掘りの情報が読めてとても良かったですよ。
ベテランから中堅・若手まで、これからも日本から発信するメタルに大きく貢献していってもらいたいですね。
今月号は日本のロックやメタルについて、とても勉強になりました。
またいつか、こういう特集を組んでほしいですね。