スラムダンク 第56話
『エース牧・全開!』
海南の2年生シューター・神が、3ポイントシュートを次々と決め、流川が必死になって同点まで持ち込んだスコアも、気が付くと73対63の10点差まで広げられてしまう。
湘北は疲労もピークに達してピンチに陥り、危機を感じた安西はタイムアウトをとる。
赤木の得点で、ついに海南からリードを奪った湘北。
これはいけるかもしれないぞ!
自分の足の怪我を「この20分間だけはもってくれ」と、この試合に賭ける闘志は並々ならぬものがあるね。
1年の時「俺たちも頑張ったんだ、大健闘じゃん」ってヘラヘラしてる先輩たちに「ダブルスコアのどこが大健闘なんですか!」と言っていた赤木。
他の部員が、趣味というか遊び半分でバスケをやっていた中、赤木だけは本気で全国を目指していたんですよね。
次々と退部していく部員たちに「もっと強くなりたくないのか!」って言った赤木は自分の気持ちが伝わらず歯がゆい思いをしただろうね。
リードされたことでついに牧が本気モードに。
湘北1のスピードを誇るリョータを抜き去り、湘北1のパワーを誇る赤木を跳ね除けゴールを決めてく牧。
次々とカットインしては、シュートを決めてく。
体制を崩しても3点プレーをやってのける牧にはやはり太刀打ちできないのか・・
これが全国の強者と戦ってきた実力なんですね。
そこで湘北は、牧がボールを持つとリョータと三井のダブルチームで対応。
それでも難なく抜き去るが、さらに流川と花道のダブルチームで対応。
「本当にそれでいいのか?」と言った牧は外へパス。
そこには海南のシューター、神の姿が!
鮮やかに3Pシュートを決めた神。
高頭いわく、入部した頃の神はセンターにしてはヒョロヒョロしていた、実際、練習で牧や高砂に跳ね飛ばされる神にセンターは無理だと言った。
しかし、神は表情を崩さなかった。
悔しくないのか?と思った高頭だったが、神には内に秘めたる闘志と綺麗なシュートフォームを持っていたことに気づいた。
それから神は、毎日500本のシュート練習を欠かしたことがない。
シューターには才能も必要かもしれない、中学MVPの三井にはその才能があるだろう、だが本物のシューターは反復練習によってのみ磨かれる。
そして最後に「うちに天才はいない、だがうちが最強だ!」
日々の練習がいかに大事か、それがよく分かりました。
厳しい練習をこなし、努力を重ねてるから海南は神奈川王者であり続けるんですね。
高頭のシューター神の誕生と天才はいないが最強の自論に、激しく納得してしました。
神の3Pシュートで気がつけば10点差まで広げられてしまった湘北。
追いつくための策はないのか?
第56話のスラムダンク語録
『覚えとけ、あれが神奈川No.1だ』