ACミラン 0ー1 マンチェスターU
金曜早朝に行われたヨーロッパリーグ・決勝トーナメント2回戦。
オールドトラフォードで行われた1stレグは、終了間際に追いつかれ嫌な後味を残したユナイテッドは、ベスト8進出をかけて2ndレグに挑みました。
ユナイテッドは開始早々から、絶極的に前に出てきて試合の主導権を握っていましたね。
相変わらず好調を維持しているルーク・ショーの果敢な攻撃参加からのクロスや、逆側の右サイドではウイングのダニエル・ジェームズが得意のスピードを活かした突破など完全にミランをゴール前に釘付けにしてました。
そうなんです、この両サイドからの崩しがユナイテッドの今のお得意な攻撃パターンなんです。
そこにトップ下のブルーノ・フェルナンデスが絡んで、最終的な崩しを担うんですが、この試合のブルーノ・フェルナンデスはセンスあるパスこそ見せていましたが、ミドルレンジのシュートは度々ふかすなど、精度に欠けてました。
まぁ、彼もスーパーマンではないからこういう時もありますよ。
ミランの攻撃もここ数試合、安定してるGKヘンダーソンが無難に処理してました。
確か彼はイングランド代表に選ばれたんでしたっけ?
この安定感あるパフォーマンスなら、それも納得でしょう。
前半は両チームゴールを奪えず後半へ。
第1戦でアウェーゴールを取られてるユナイテッドとしては、このままでは敗退なんですよ!
とにかく最低1点でも取らないといけないんです。
ここでスールシャールは、思い切って後半頭から復帰したばかりのポグバを投入しました!
ポグバのすごいところは、すぐに結果を出すところ!
右サイドのワンビサカからのクロスがゴール前の密集地帯へこぼれたところを押し込んで、ユナイテッドが待望の先制点!
これで合計スコアで有利になりました。
でも、第1戦では終了間際に追いつかれてるだけに、油断はできないです。
ミランも切り札のイブラヒモビッチを投入し、完全に攻撃モードに!
次々とユナイテッドゴールへと迫ってきて、得点を奪おうとしてきましたが、GKヘンダーソンを中心とするユナイテッド守備陣が懸命の対応。
意地でもゴールは許さない気迫の守備。
最後まで虎の子の1点を守り切ったユナイテッドが、2戦合計2-1でミランを下し、これでベスト8進出です!
最近のユナイテッドがプレミアも含めて負けてない要因は、この安定した守備にあると思います。
観てる方としては、スリリングにかけて退屈かもしれませんが、それを結果を出して黙らせてる感じ。
イングランド勢は他にアーセナルもベスト8進出を決めてますが、トッテナムはまさかの大逆転負けで敗退。
レスターも1回戦ですでに敗退してるので、イングランド勢で残ってるのはユナイテッドとアーセナルとなりました。
準々決勝まできたら、もう優勝を狙うしかないでしょ!
ぜひ、タイトルを勝ち取って欲しいです!