当院では、出来るだけクライアントさんに対して、「親切」をもっとうに対応するようにしています。
もちろん、まだまだ私自身が未熟なので、親切とは程遠いように思われているかもしれませんが、意識はするようにしています。
なぜ「親切」なのか?
来院いただいた皆さんに、少しでも心地良く過ごせる環境を提供することが目的の一つですが、それだけではありません。
「親切」ってされる方だけでなく、する方も気持ちが良いと思いませんか?
子供のころ、お年寄りに席を譲って喜んでいただいたとき、自分も気持ちよかったという経験をお持ちの方も多いと思います。
なぜ親切をすると、気持ちが良いのか?
それのヒントになる本を見つけましたので、抜粋して紹介します。
『「親切」は驚くほど体にいい!』飛鳥新社より
親切な態度はその人の人間的魅力につながるだけでなく、心身の健康にも大きく関わっていることが、近年のさまざまな研究で明らかになってきたのです。
119人の日本人女性を対象にした実験では、親切行為を数えるだけで幸福感が増すことがわかったのです。
対象者のうち71人に、他者への親切行為を毎日ノートに記録して、回数と内容を把握する作業を1週間行なってもらいました(残りの48人は比較のためのグループで、何も指示しません)。
そして、その前後で自分の幸福度を数字に表してもらい、比較しました。
すると、指示を受けなかった48人には目だった変化がなかった一方で、親切行為を数えたグループでは、71人全員の幸福度が高まっていたのです。
米国で行なわれた別の調査では、3296人の対象者のうち、じつに95%もの人が「人助けをすることで気分がよくなった」と答えています。
そのほか、「温かい気持になった」「高揚感に包まれた」「元気が湧いてきた」などと、具体的な効果をあげる返答も多数ありました。
それだけではありません。
53%の人が、そのおかげで「ものの見方が楽観的に変わった」とまで答えているのです。
ほとんどの人は、それらの感情が何時間も持続し、人によっては数日間も続いたと報告しました。
つまり、親切を身につけることで、一時的な気分の変化だけでなく、「心を変える」こともできるのです。
人に親切にすると、オキシトシンやセロトニンなどの脳内物質が放出されます。
これらの物質は気分の改善に役立ち、前向きで楽観的な心理状態をもたらします。
親切を続けるだけで、「気分よく毎日を過ごせる頭」ができていくのです。
特に、オキシトシンには親近感を強めるはたららきがあり、他者との絆(きずな)を強めてくれます。
人に親切にすることで抑うつ感情が軽減したり、幸福感が増大するのは、脳内でこれらの物質がつくられ、科学的な作用が起きる結果なのです。
親切の習慣を長く続けると、脳内の神経の道筋が変化して、いい気分がより長く維持されるようになります。
セロトニン、オキシトシンの濃度が高く保たれ、脳がその状態に慣れてくるのです。
以上
どうですか?
親切をすると、脳が良い状態になるのですよ!
この状態は、当院が調整する自律神経にも良い影響を与えると思われます。
親切にして、他人から喜んでもらえて、自分も幸福になれるのですから、良いこと尽くめだと思いませんか?
お節介にならない程度に、親切を意識して行動してみてはいかがでしょうか?
私からの提案でした。