〜前回までのあらすじ〜

インプたんが我が家にやって来た!!

ラリーカーの購入体験記から話が派生し別の記事が出来上がってしまった。


例によってまた個人的な体験記になっているのでクルマを売る際の正攻法あるいはウラワザ的なことは書いてない。そういうのはYoutubeとかで探せばたくさん出てくるので俺が書く必要もないしな。



インプたんへの買い替えにあたり、俺は断腸の思いでマイカーであるエボ5(通称エボたん)を売却したんだ。


かなり大切に乗ってきた貴重なエボ5なので可能であればこのまま所有を続けたかった。

駄菓子菓子、そんな経済力は当然なく、ましてやただでさえ維持費のかかる四駆を2台持ちなんてのはしがないサラリーマンには逆立ちしても無理な話だった。


すまぬ…。エボたん、すまぬ…(泣)


もともとエボが好きで乗ってたのに、まさかライバルとされるインプレッサに乗り替える日が来るとは思わなかった。これはまさに謀反。


いや、でも昔トミ・マキネンも三菱からスバルに移籍してたしそう考えればなんら問題はないはず。

そう、俺はマキネンなんだ…(遠い目)。



話を本題に戻そう。


まず売却にあたり、大きく分けてヤフオクに出品するか業者に売却するか考えたんだが、ヤフオクについては、

✖︎高値での売却が期待できるがいつ売れるかがわからない

✖︎相場価格を上回るような高値で買っていくのは大抵外国人のため、言葉の壁や落札者側の信用問題がある

✖︎落札者候補の現車確認の時間を確保できない


以上の観点で却下とした。

他にもオークション出品代行業者を利用する手もあるが、S山個人としてはあまりメリットを感じなかかったためこちらも却下。


ということこで、一括査定サイトに申し込んだ。

俺が使ったサイトでは、車の写真や走行距離等を入力して申し込むと、サイトを利用している中古車店が申し込み情報をチェックし、大まかな査定額を出してくれるというものだった。


そして、査定額を出したお店のうち、査定額が高かった上位3社だけから連絡が来て、現車確認(=最終的な査定)の予定調整をするというものである。


現車確認についてだが、

よくインターネッツとかで調べると複数社に同時に来てもらったほうが査定額が上がるという情報が出てくる。競合他社と同時に競るわけだから、その分査定額も少しは上がるだろうという算段だ。


しかし、基本的に査定というのは減点方式で行われるため、今回のように上位3社の仮査定額が出ている場合、それ以上の買取価格となる可能性はほぼないと俺は思う。


いずれにせよ、3社中2社が同時での査定はお断りだったため、査定額1位の会社とだけ話を進め、売却が決まった。

売却先の担当者さんはとてもクルマ好きな方で、俺のエボたんの価値をよく理解してくれた。


売却当日は俺の自宅までエボたんを引き上げに来ていただいた。

てっきりローダーで来ると思い込んでいたのだが、担当者さん自走での引き上げだった。

シングルとはいえ強化クラッチが入っていてクセの強いクルマを自走で引き上げていただき少々悪いことをした(汗)


これはエボたんとのお別れの日に撮った1枚である。



このエボたんは昨今の国産中古スポーツカーの価格高騰直前くらいに、少々無理をして買ったんだ。

納車当日の俺とエボたん(5年ほど前)


このクルマではサーキット走行とジムカーナでよく鍛えてもらった。



このクルマをラリー仕様にして乗り続けるという手もないわけではなかったが、このエボたんをラリーでボコボコにしてしまうのは気が引けた。

このクルマを本当に気に入っていたのでそんなことはできなかったのだ。


また、古いクルマなので競技をするにあたり各部メンテナンスが必要なことが予想されたため、リビルトされたラリーカーを買ったほうがお財布へのダメージも抑えることができる。

ラリーをやるために少しでも軍資金を確保しておきたいのだ。


許せ、エボたん。


にしても、俺たちはクルマが好きで競技やってるのに、真剣にやろうとすればするほど好きなクルマには乗れないのだ。不思議だネ!

※競技ではなく趣味でマイペースにやる分には好きなクルマで問題ない


懲りもせずにまた長くなってしまった。

次こそは長さの割に内容がないよう…なんて言われないようにがんばりたい!


次回は現マイカーのインプたんの話でもしようかと思う。

じゃ!