5月13~6月10日の4週間、ウーロンゴン大学では
【Project Period】が実施されています。
簡単にいうと、生理用品を学内で無料で配るプロジェクトです。
図書館の女子トイレに、誰でも取れるように生理用品が置いてあります。
私が見に行ったときにはナプキンしかありませんでしたが
イラストにはタンポンも書かれているのでもしかしたら置かれていたのかもしれません。
個人的にはとても良い取り組みだなと思います。
「女性の生理問題」については日本でも少しずつ議論されるようになってきましたが
(先日、「上田と女がDEEPに吠える夜」でも取り上げられましたね!)
それでもまだまだ公の場で語るのは抵抗がある人は多いと思います。
オーストラリアではどのような状況なのかというと。
あまり日本と変わらないかな、というのが個人的な印象です。
女性同士で話すことはあっても
男性を交えてカジュアルに話すことはないです。
少なくとも私の経験では。
やはりどこかで「避けるべき話題」のような取り扱われ方をされている気がします。
オーストラリアは多民族社会であり、さまざまな文化や宗教が存在することも影響しているのではないかと思います。
それぞれの抱えるバックグラウンドによって、生理の取り扱われ方はさまざまですからね。
今回のプロジェクトが始まった経緯は知りませんが
これを機に少しでも生理について話題に上がることが増えるといいなと思います。
ちなみに、世界の中には生理用品を学内で無料で配布している国はいくつかあります。
フランス、台湾、ニュージーランド、アメリカの一部の州、etc...
ちなみに世界で初めて生理用品の無料配布を始めたのはスコットランドで、学校以外でも公共施設などで手に入るそうですよ。
オーストラリアでは首都特別地域(ACT)で生理用品の無料配布が始まっています。
学校や子供関連の公共施設で手に入るようです。
参照:
日本ではどのような取り組みがあるのでしょう?
調べてみますか。
それでは、また。
See ya!!