昨年12月ごろから
School Canteen
のお仕事をしています。
なかなか聞きなじみのない仕事ですよね?
これは、簡単に言うと学校の中にある売店です。
お菓子を売ったり
ランチオーダーを受けて昼食を作ったり
そんな仕事です。
昼食といってもそんなに手の込んだものではなく
冷凍のハッシュドポテトやチキンナゲットをオーブンで焼いただけのものとか
ホットドッグやホットサンドなど
手軽に作れるものばかり。
私が勤めているのはバスで5分ほどのところにあるカトリック系の小学校です。
そう、なんと小学校に!!売店があるんですよ。
お店が開くのは10時50分ごろの中休みと
13時30分ごろの昼休み。
子供たちが小銭を握りしめてお菓子を買いに来ます。
売っているお菓子はポテトチップス、ゼリー、グミなど。
アイスクリームもあります。
どれも50セント~2ドルで買えます。
まさか小学校に売店があるなんて驚きですよね?
最初「School Canteen」の求人情報を見たとき
日本の学食のようなものをイメージしていました。
ぜんっぜん違った。笑
でも、この制度とても良いなぁと思います。
なぜかって、子供たちが「お金を使う」練習場所になるから。
高学年の子たちはみんな大体問題なく買い物できますが
低学年の子だと
10セントしか持っていないのに買おうとする
とか
そもそも自分がいくら持っているのかわからない
とか
そういったことがよくあります😂
そこでこちらは
「いま10セントしか持ってないからね、これは買えないんだよ」
「あと40セント持ってる?」
などと確認します。
そうしたやり取りの中で
お金の概念とか買い物の仕方とか
そういったものを学んでいっているんだと思います。
また、親でも先生でもない「大人」と話すチャンスにもなります。
子供たちを観察していると
しっかりと「バニラアイスお願いできますか?」と丁寧に話す子もいれば
「バニラアイスちょうだい」とだけ不愛想に言ってくる子もいます。
同じくらいの年齢でも!
そうした成長の差を見るのは面白いです。
高学年の女の子なんかはなかなかおませさんですよ。笑
そうして「大人」とコミュニケーションをとる中で
社会性だとかマナーだとかを身に着けていくのでしょう。
なんとなく始めたSchool Canteenの仕事ですが
思いがけず、とても面白い仕事です。
それでは、また。
See ya!!
ミュシャ展に行ってきた!