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地下食品売り場とおじいちゃんとの思い出

いや~!高島屋の地下食品売り場は楽しい!!
あれもおいしそうだし、これもおいしそうだし、フロア中いい匂いするし
お菓子売り場のお姉さんは大概かわいいし。
意味もなく30分もブラブラしたぜ。
しかしバレンタインフェアのためか女性がすごく多かった。
最近は手作りよりも、高級なチョコを本命として渡すのが主流っぽいなぁ。

今日は何も買わない予定だったけど、懐かしいものがあったので買ってみた。
写真の高級菓子「レスポワール」だ。
このお菓子は我々家族で知らないものはいない。
それぐらい思い入れの深いお菓子なのだ。
このレスポワールは生前僕の母方のおじいちゃんが大好きなお菓子だった。
これを口にしたとき、「世の中にこんなにうまいものがあるのか!!!!」
と衝撃を受けたのがたしか7歳だったような8歳だったような。
それからというもの、田舎に帰ればお供え物でこれを買っていく=これが食べられる
ということで田舎に帰る楽しみのひとつになっていた。
そんなおじいちゃんは、僕が10歳のときに亡くなった。
実は言うと僕はおじいちゃんとの思い出がほとんどない。
部屋にこもって本をずっと読んでいた記憶しかない。
そしてこのレスポワールをくれた思い出しかない。
兄たちは田舎に来ても喧嘩してたのでおじいちゃんに怒られた記憶があるらしいが
僕にはそんな思い出もないのだ。
そんな中たまたま向かった食品売り場で見つけたレスポワール。
なんだか、おじいちゃんを思い出してついつい買ってしまった。
しかも高い缶入りのほう(笑)
この黒い缶にはおいしいお菓子が入っている!と思って開けたら裁縫入れにされていた
悔しい思い出もある。
うちは3人兄弟だから、お供え物の残りをもらったところで3等分。
大体1袋もらえるか、もしくは2人で1袋という事もあった。
「俺は自分で稼げるようになったら、このお菓子を買ってやる!!!!」
11歳の僕は心に決めたのだった。



家に着くなり、封を開けおじいちゃんの仏壇に2袋お供えした。
喜んでくれるといいなぁ。
・・・・・・ちなみに12袋入っていたレスポワールが既に残り3袋になっている。
いかん、食べ過ぎた(笑)

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