『ナイトミュージアム』(06・アメリカ/108分)
★★★☆
監督 ショーン・レヴィ
出演 ベン・スティラー ロビン・ウィリアムズ カーラ・グギーノ
3月17日(土)ロードショー
上の写真から分かるように、めっちゃ楽しい作品です。
ベン・スティラー&ロビン・ウィリアムスがコメディに徹し、子供にも大人にもハマるように笑いのツボが用意されているので、ぜひ家族でどうぞもちろん、デートでも
営業途中の息抜きにでも
「ぷっ」から「わはは」から「けけけ」まで、まるでチョコボールですよ。金のエンゼルですよ
久々にハリウッドが頑張ったと感じる。
こういう作品は日本では無理ですからね
あっ、三谷幸喜なら作れる?彼に最高のVFXパートナーがいればの話ですが・・。
ニューヨークに住むバツイチ&職ナシのラリー(ベン・スティラー)の原動力は、1人息子のニッキー。でも、近頃ニッキーにも愛想をつかされそうな気配・・。息子の信用と父親の威厳を取り戻すために、ラリーは何とか自然史博物館の夜警の仕事を得る。だが、初仕事の日・・・ラリーが目にしたものは、なんと給水器で水を飲むティラノザウルスの姿だった・・・。そう、ここは夜になると展示物が全て動き出す、摩訶不思議な博物館だったのだ
夜になると動き出すといえば、おもちゃだ『トイ・ストーリー』然り
しかし、今回はおもちゃのように可愛いものじゃない。「歴史的人物」から「地球上の進歩の過程」まですべて動き出すのだ(なぜ、そんなことになるかは映画を見てのお楽しみ)
特に、面白いのは「フン族」だろうか・・。八つ裂きが趣味で、気が短い。でも時に心優しい一面も見せるキャラだ。訳の分からぬ言葉で、ラリーと会話する辺りが笑える:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
その他にも、火をおこして喜び、燃えて喜び、消火器の泡に歓喜するネアンデルタール人や、モアイ像、極小のローマ皇帝・オクタヴィウス、コロンブス、などなど。
そして、忘れてはならないロビン・ウィリアムズは、アドバイス上手なルーズベルト大統領になりすますでも、彼の偉いところは、この作品がベン・スティラー主演だとちゃんと理解して脇に徹している所ですね。控えめにコメディセンスを発揮させています。さすがアカデミー俳優。
しかし、ノンクレだとは思えないほどたくさん登場シーン有り(笑)
秘密にする理由はいずこに???
見所満載ですが、最後にはちゃんと父と子の感動も用意。締めます。
監督は、ショーン・レヴィ。コメディ作品の新鋭です
私は、この監督の「ジャスト・マリッジ」がとっても好きです