『となり町戦争』 | 夢中毒のすべて

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(C)2006「となり町戦争」製作委員会


『となり町戦争』(06・日本/114分)

★★

監督 渡辺健作

出演 江口洋介 原田知世 瑛太 岩松了 余貴美子

2月10日(土)公開


今日は、「となり町戦争」の取材へ走る人


えへラブ


んっもう~、カッコよかったよ!えぐっつあん!いやぁん


もう少し、髪の毛をセットしておいて欲しかったけど、やっぱ生はいいね!ホレボレラブラブ目が合っちゃったよ!照れて逸らしちゃったよ・・(///∇//)基本的に、長身、色黒、顔は薄め、が好きな私にはたまりません。森高千里が羨ましいぜカラオケ

でも、髪の毛も衣装もそうだけど、みんな東京の会見の時はキメてるのに、大阪の時は気を抜きすぎなのは、なぜかしら・・・うういつも、関西は手抜きです・・・。みんな衣装とか完璧私服でしょ。もっと気合入れて来て下さいむっ


映画についてですが、このタイトルからも分かるように「戦争」ものです。が!ただの戦争ものではないんです。死体や銃撃戦は一切出てきませんNG残酷な場面は皆無。でも、なんだかやけに戦争を考えさせられる作品ですm(u_u)m。






STORY

とある田舎町・舞坂町に越してきて1年目の北原修路(江口洋介)は、平々凡々な生活を送っていた。ある日彼は、月に2回発行されている町内の広報誌のお知らせ欄に「舞坂町は、となり町の森見町と戦争をします」という記事を発見する。しかし、その開戦日になっても戦争をしている気配は全く感じられない。生活も今までどおりである。しかし、戦死者だけは着実に増えているようだ・・・。ある時、町役場の対森見町戦争推進室の香西(原田知世)より、北原に電話がかかってくる。用件は「特別偵察業務の辞令があなたに下った」というものだった・・・。


原作は、デビュー作にして文学界の大きな注目を集めた三崎亜記さんの小説「となり町戦争」


作者いわく、「戦争の音や光、気配を感じ取ることの出来ない現実と、いつのまにか無意識に戦争に加担していく若者の姿を書いた」というメモ


その通りで、主人公・北原は回りに何も起きていないから戦争を実感できないまま、ずっと日々を過ごしていくんです。目で見て感じることがないと、真実は見えてこないから。だから、いつのまにか迫っている危機も見えないんですよね。


今、世界中で起きている戦争も日本人にとったらどんなに現実味のないことか(-"-;)。不思議な作品です。日常を映すだけなんですが、妙な恐怖があるんですよねガックリ戦争って一体何なのか。


そして、役場に勤めていたばかりに、戦争推進業務をこなす女性・香西を原田知世が演じているのですが、彼女は前作の「紙屋悦子の青春」もそうですが、いい女優さんですね~。戦争という中、感情を押し殺してデスクワークで戦争業務をまっとうする難しい役柄にすごくリアリティを持たせていましたチョコ


江口さんとは少し異色なラブストーリーもあり。瑛太も後半から出てきますビックリマーク

岩松了さんもいい感じで出てるので、要チェック!