『パフューム ある人殺しの』 | 夢中毒のすべて

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『パフューム ある人殺しの物語』(06・ドイツ/147分)

★★★

監督・脚本 トム・ティクヴァ

出演 ベン・ウィショー レイチェル・ハード=ウッド ダスティン・ホフマン

3月3日(土)梅田ブルク7 TOHOシネマズなんば 他にて公開


06年の東京国際映画祭に招待されていたこの作品王冠1


主役はまだ日本で無名な俳優にもかかわらず


とてもチケットの売れ行きが早かった


潜在意識に問いかける匂いに反応したのだろうか??ベル


とにかく、この作品は公開されたらまず見てほしいビックリマーク


賛否両論あるかもしれないが、あの凄まじいラストシーンは見る価値がある。


印象に残るなんてもんじゃない


よくこれを撮影したなと感心してしまう ( ̄ー ̄;)


映画史に名を残したも同然だ。


今後、印象に残るラストシーン特集などがあれば、「ニューシネマ・パラダイス」と並んで登場するかもしれない。


STORY

17世紀のパリ。悪臭が満ちる魚市場で産み落とされた1人の子供。彼は、世界に一人しかいないであろう超人的な嗅覚を持っていた。数キロ先の匂いまでかぎ分けられるグルヌイユ(ベン・ウィショー)は、ある日、1人の女性の匂いのとりこになる。彼は、その匂いを永遠に閉じ込める方法を知りたかった。そして、彼は香水調合師バルディー二(ダスティン・ホフマン)のもとを訪ねる。


匂いを閉じ込める方法を知ったグルヌイユだが、彼の理想の香りが作られる一方で、美しい女性たちが次々と殺されるという事件が多発する爆弾


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すごくよくできたサスペンスドラマです手裏剣


目を離せない展開と、奇想天外な発想


人間から香水を作る


なんて、美しいキラキラ


でも、この映画の美しさは、匂いのターゲットが若い美女だからですが・・・。


これがもし、おっさんから香水作る話だったら・・・(汗) 論外むかっ


原作は1985年の出版以来、世界で1500万部も売れ、スピルバーグも映画化を熱望したというくらい話題になっていたもの。


だから、主人公選びには大変なプレッシャーがあったよう。


有名ではなく、演技力もあり、純粋に匂いにだけ執着する青年に見える俳優。その上、ただの変態には見えてはいけない難しい役柄。


そこで、監督の目に留まったのが、舞台に出演していたベン・ウィショーでした


というだけあり、ものすごく説得力のある俳優という印象が流れ星


世界一の嗅覚を持ちながら、自ら体臭は一切無いない、生まれながらにして孤独な男


そのマニアックさがたまらない


監督は『ラン・ローラ・ラン』(98)のトム・ティクバ


飛躍したな~(((゜д゜;)))


制作費で言うと10倍は・・・・もっと?インディペンドから商業作品へ。


ローラ公開当時。その映画のチラシが可愛くて何枚も持って帰った記憶がありますいちご


映画も見ましたよ。おもしろいよニコニコ


映画に出てくる救急車にベンツのマークが付いていたのが印象的で、当時高校生の私は「ドイツの救急車はベンツ」という映画とは関係のないことに驚きを覚えたのでした。


そして『ヘヴン』(02)


ちょっと「パフューム」よりの作品です(?)雰囲気が


あんまり監督本数ないけど、確実に監督力が増している人ですね。


要チェック!!