(C)2007蜷川組「さくらん」フィルム・コミッティ (C)安野モヨコ/講談社
『さくらん』 (06・日本/111分)
★★☆
監督 蜷川実花
出演 土屋アンナ 安藤政信 夏木マリ 菅野美穂 木村佳乃 成宮寛貴 椎名桔平
3月3日(土)より梅田ガーデンシネマ 梅田ブルク7 動物園前シネフェスタ4 京都シネマ シネリーブル神戸ほかにてロードショー
安野モヨコの原作を、土屋アンナ主演で、蜷川実花が映画化。
さらに、音楽は椎名林檎で、脚本がタナダユキ。
さらに、脇をしめる花魁役に、菅野美穂・木村佳乃。
あーんど、夏木マリ。
そして、なぜかめちゃめちゃチョイ役出演の小泉今日子・・・。(永瀬も出てるのに)
これだけで、分かるように映画の8割が女で出来ています
ガールズムービー。ガールズパワー恐るべし
この勢い半端じゃない。みんな一つの目的のために一致団結した感がすごくあるから、勢いはあるのにすごくまとまってる!
男子禁制な女子高チックですが、江戸の吉原遊郭を描いた映画なので、ぜひ男性にもみていただきたい
菅野&佳乃の色気は見物です。美しい
8才の時、吉原「玉菊屋」に連れてこられた少女は”きよ葉”と名づけられた。口も悪く、脱走ばかりするきよ葉に、吉原で生きていく自覚を持たせたのは、その時の高級花魁・粧ひ(菅野美穂)だった。やがて、17歳になったきよ葉(土屋アンナ)は、江戸中の男を虜にする美人に成長していた。そんなきよ葉も、客相手ではない始めての恋にを経験する時が来た。相手は、惣次郎(成宮寛貴)と名乗る青年だ。しかし、あることから花魁・高尾(木村佳乃)の嫉妬をかったきよ葉は、惣次郎との仲を引き裂かれてしまう・・。
ストーリーは、花魁街道をばく進するわがまま娘の成長期といいますか、娘を取り巻く混乱といいますか
そんなものです。が、やはり見どころは、蜷川実花作品だけあって、その半端なく美しい色彩美でしょう
特に「赤」に対する力の入れようは、映画製作の5割くらい占めてるんじゃないだろうか目に沁みる。
ラストカットの、赤と青と黄色の色合いも見事です。
さすが、原色の写真家だ
こんな映画見たことない。外国人には受けるだろうな~(TωT)
でも、やっぱり土屋アンナにゃ、少々荷が重かったのではと少し思う!(´Д`;)下妻みたいにはいかないよね、やっぱり。
随分、出演者に助けられてるなと思う
男優人は遠藤憲一とかやっぱりすごくいいね。安藤くんも日陰の存在ながら頑張ってたなぁ