ブログをご覧の皆さま
いつもありがとうございます
真崎です
「空想科学読本」
という書物をご存じでしょうか
「怪獣映画やSFマンガなどの空想科学作品で描写されている事象を実際の現代科学で再現すればどうなるかを、現実の物理法則にあてはめてシュミレーションすること」
が、コンセプトの本です
(wikipediaより引用)
真崎的視点で言い換えるならば
子ども達が大好きな
アニメや映画や特撮ヒーロー
そのお話の設定や
そのお話の中の諸状況を
科学的に検証
いかにそれらが
非現実的・非科学的を実証する事で
子どもの夢と希望を
科学の力で根こそぎぶち壊すという本です
真崎自身がこの本と出会ったのは
おそらく小学生時代だったと思います
当時まだ「理科」を習い始めたぐらいだったと思うので
本の内容は難しすぎて
完全には理解できなかったのですが
とりあえず
「ハイジすごい」
と思った記憶があります
「アルプスの少女ハイジ」の
オープニングを思い出すと
ハイジが笑顔で
ブランコを漕いでいるシーンがあるかと思います
オープニングの中の
ほんのワンシーンですが
大自然の中で
大空をバックに
楽しそうにブランコを漕ぐハイジの姿は
非常に微笑ましく
視聴者の目に映ります
そのシーンを
空想科学読本は、このように捉えました
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「ハイジが異様に長いブランコを漕いでいる事について」
画面で測定したところ、前方の空中で一瞬停止してから後方で止まるまで6秒
振り子運動に当てはめるとロープの長さは36m
身長40mのウルトラマンに匹敵
ロープの重さを考える
東急ハンズで直径16mmの麻ロープを購入
ブランコとしては手頃な太さ
1mの重さは170g
片方36mなら、結び目を入れても13kg
これに対して、10歳の日本人女子の平均体重は37kg。
やや太めのヨーロッパ人であることを考えて
ハイジの体重は40kg前後
13kgのロープの端に
40kgのオモリをつけた振り子の周期は14秒
画面上の周期12秒に合わせて計算すると
ハイジのブランコの長さは27mとなる
それでもブランコとしては異例の長さ
落差も大きい
最も低い地点では相当のスピードが出るはず
画面を静止させて測ってみたら
最も高く上がった地点で垂直方向からの角度は70度もあった。
落差18m
最高速度は
6階の窓から飛び降りたのと同じ時速68kmに達する
ディズニーランドのジェットコースター
スペースマウンテンでさえ最高時40km
しかもシートベルトもなんにもなく
頼りになるのはお尻の下の狭い横板と両腕だけ
さらによく見ると
足もとのはるか下界を教会の尖塔が行ったり来たりしている
どうやら100mぐらい上空で遊んでいる模様
”上空100mにおける時速68kmの振り子運動”
常人ならとても耐えられない
しかしハイジは天真爛漫に笑っている
恐るべき精神力だが
それより気になるのは、
いったいどうやってこんなブランコに乗ったのかということ
「教えてー、アルムのモミの木よ」
歌の中にそのような一節がある
ハイジの生活圏内に有名な大木があるらしく
ブランコの設置場所として考えられるのはここだけ
現在世界最大とされている
カリフォルニアのセコイアスギでさえ
高さは110m
ハイジのブランコの木は
地上127mに横枝を張っているのだから
楽勝で世界一
ブランコに乗りたくなると
ハイジはこの世界遺産級の巨木にアタックをかける
127mの垂直登攀を達成し
間をおかずロープ伝いに27m降りる
続いて全身を躍動させ
ジェットコースターなみのスピードを満喫する
遊びあきたら
むろん同じルートをたどって降りてこなければならない。
往復308mの垂直昇降
10歳前後の小娘が
いつここまで体を鍛えたのだろうか
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「ハイジすごい」です
他にも
様々な作品をもとに
・タケコプターを装着するとものすごい勢いで頭皮だけ剥がされ飛んでいく
・仮面ライダーはバイクに乗るなら走った方が早い
・キャプテン翼のキック力は3t
・あの量の電流を出すラムちゃんの身長は25mくらい
・ゾロの歯はアーロンより丈夫
といった仮説が
空想科学読本の中で立てられています
この本に関しては
「そもそものアニメの設定を無視している」
「言ってることがめちゃくちゃ」
など
批判的な意見も多くあります
ですが
今でもこうして思い出すくらいに
真崎の中ではインパクトの大きな本で
個人的には小学生の時から大好きです
質量保存の法則
エネルギー保存の法則
貫性の法則
ニュートンの法則
オームの法則
など
「あぁ、そういえばやったなー」
って感じです
この本に登場する
物理法則
昔のブログにも少し書いたのですが
中学生
高校生の時
真崎は「超優等生」でした
テストは全部90点以上が当たり前
地元の進学塾で成績トップ
中学時代も学年トップをとり
高校時代もトップ10ランクイン
ついでに言うなら運動もできて
テニスは地区でNO.1
みたいな
イラっときたら
申し訳ないです
その都度解き方さえ暗記して
問題数をそれなりにこなしておけば
点数はとれました
そしたら成績がついてきました
そしてこれも書いたのですが
大学に上がった時
それらの知識は
なにひとつ残っていませんでした
こんな勉強しても
別に使う時ないやん
日常生活の中でも
別に接点ないし
そう思いながらも
テストで良い点取りたかったから
その時は一生懸命勉強しました
そんな人って多いのではと
自分を棚に上げて
勝手にそう思っています
空想科学読本は
至極ナチュラルに
そして愉快に
私の日常と物理の世界の接点をつくり出してくれました
物理知ってたら
こんなおもろい事分かるんや!
ってなりました
この本の作者
柳田理科雄さん
彼は決して
子どもの夢や希望をぶち壊すために本書いているわけではなく
単純に
「マンガの世界の事を科学的に実践したらどうなるんだろう」
という好奇心が抑えられなかったそうです
彼の発信を通じて
理科嫌いの子どもが
科学に興味を示すという効果もよくあるそうです
彼は
科学を学び
科学の面白さを知り
科学の大切さを痛感していて
自分なりの方法で
科学の面白さを発信し
科学の必要性を伝えている
科学や理科は
成績をとるために
勉強するものではなく
「人々の幸せを願い、知識を求め、自分にできることをやる。それこそが科学だと僕は思う。」
柳田さんは
そうおっしゃっています
手前味噌になってしまいますが
私が来年からお世話になる会社の社長
吉田真也さん
通称SHINさん
は
そんな感じの方です
「教える」という事をやり続けている方です
良い点数をとるため
良い成績を得るため
良い学校に進学するため
ではなく
「なぜ化学や数学を学ぶのか」
という本質的な部分を大切にしていて
その科目に対する愛情や誇りを持って
生徒にもそれらを学ぶ大切さを
きちんと伝えて指導してはる方です
で
理系の大学院まで進学して
がっつりと化学を勉強していたSHINさんが
「これからのエネルギー問題を考えるための基礎物理学講座」
というセミナーを開催しはります
自分が良い点数取るため
自分が良い成績取るため
自分が良い学校進学するため
ではなく
古風な言い方をするなら
「世のため人のために学ぶ」
という事をしてきたからこそ
こうやって
学んだ事を現実社会の中で還元できるんやなーと思います
んで
中身空洞の
なんちゃって優等生真崎が言うのもなんですが
「勉強する」「学ぶ」って
多分
そういう事なんやと思います
上記の物理学講座の方は
リリース1週間ほどでかなりの席数が埋まってしまってるみたいだったので
興味がある方は是非上記URLからのぞいてみて下さい
んで
この講座の必要性を真崎も感じたので
9月に同講座の大阪開催をSHINさんにお願いしています
関西の皆さんも
世のため人のために
物理学いっしょに学びましょう
最後になりますが
空想科学読本の内容で
真崎が個人的に大好きなのは
・ゲゲゲの鬼太郎の一反木綿は時速140km以下のスピードでは落下
です
真崎