ブログをご覧の皆さま
いつもありがとうございます
真崎です
少し前から
気になっている人がいます
新井浩文とか
渡部篤郎とか
堺雅人とか
が
最近猛烈にマイブームなのは
ちょっと否めないんですけど
その人に出会ったのは
上記御三家に出会うよりも
もっと以前のことでした
多分、去年の秋ぐらいです
その人も年上です
本当の年齢は知らされていませんが
10歳以上は離れている気がします
平凡な見た目で
ちょっとだけ幸薄そうな雰囲気で
なんだかミステリアスな感じの人です
その人は
夜の公園に来ます
わりと大きい公園で
中には池があるんですけど
その池に
ワニが住み着いている
という噂が流れていて
その人は
夜になると公園にやってきて
その噂のワニに
手作りのエサを与えてはります
動物好きな人って
なんか好きです
ワニ好きってあんまり聞かないけど
なんかワイルドでいいなあって思います
あ、ちなみにその人既婚です
既婚なんですけど
どうやら相方が
浮気をしているらしいです
その人が浮気に気付いていることに
相方はまだ気付いていないらしいです
その人がワニにあげてるエサってのが
まぁ肉団子みたいな感じなんですけど
どうやらその肉団子の中に
相方の髪の毛や爪を
入れているそうです
その理由はどうやら
『相方への報復準備』
みたいです
ワニは
自分が「エサだ」と認識したものを
口にするそうなので
エサの中に混ぜている
髪の毛や爪の匂いや味を覚えさせ
いざその人が池に入った時に
「こいつはいつも食べているエサだ」
と思わせて

ってゆう
疑いようのないフィクション
だったわけですけれども
一応補足しておくなら
「その人」は女性で
フィクションなら
どこの誰だって感じなんですけど
重松清の短編小説『ナイフ』
その中に収録されている
『ワニとハブとひょうたん池で』
の中に出てくる
どこぞのおばさんです
この話は
一度ブログで使わせてもらっています
(「見栄とプライドのお話です」)
手元に本がないので
少し話と違う部分もあるかもですが
題名に出てくる「ハブ」の通り
主人公のミキは「ハブ」です
中二病女子あるある
ある日突然誰かを仲間外れにする
みたいなので
仲間外れが「ハブ」です
この辺記憶曖昧なんですけど
いじめられているミキは
「自分がワニのエサになろうかな」
みたいな事を思っていて
なんかのタイミングで
夜公園行って池に近づいた際
そのおばさんに出会っています
上記のような肉団子の下りを
ぽつぽつつぶやきながら
本当にワニがいるのか
分からない池の中に向かって
ぽんぽん肉団子を放り込む
「このおばさんはココロを病んでいる」
ミキはそう思います
最初の出会いこそ
確か気味が悪くなって
ミキが逃げたと思うんですけど
何度か池で逢ううちに
なぜかミキはそのおばさんに
自分の「ハブ」の話を
話していくようになります
ミキは元々活発で友達も多く
親が逆に心配になるくらい
いつも外で友達と遊んでいるような女の子でした
そのミキが家にいるようになり
家のポストには
クラスの友達の名前で
カミソリが入った手紙が届き
さすがに
親も気づくし
教師にも伝わるわけですが
ミキの「プライド」があるから
親の前では笑って誤魔化して
誰にも本当の事を言いません
そのミキが唯一
今の状況を偽ることなく話せるのが
この「おばさん」なわけです
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「友達とケンカでもしたの??」
と、おばさんが訊いた。
「そういうんじゃないんですよ,最近のイジメって」
評論家みたいに言える。
「ゲームなんです。誰かが困ったり落ち込んだりするのを見て,笑って,もっと困らせたり落ち込んだりするのを見て,笑って,もっと困らせたり落ち込ませたりする,そういう遊びなんですよ。で,あたしってね,ほんとはすごい人気者だったんですよ,クラスの。学級委員とかもやったり,ホームルームでも,あたしが一番多かったんじゃないかなあ,いろんな提案したり意見言ったりするのって。だからよけい,ゲームがおもしろくなるんですよ。最初から友達がいないようなコや目立たないコだったら,そんなにおもしろくないじゃないですか。あたりまえって感じで。でも,あたしなんかがやられとゃうと,すごい落差があるでしょ,そこがいいんですよね。転落の人生? てな感じで」
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家族でもない
教師でもない
学校の友人でもない
「誰か」
これを
『第3の関係性』
と呼び
ひとりぼっちの中高生たちが
その繋がりを持てる環境づくりをする
ひとりの女性の講演会に行きました
『難民高校生』という本を書いた
「仁籐夢乃」さんという方です
学校・家庭に居場所がなく
月25日を渋谷の街で
ぶらぶらと過ごし
同じような感じの友達と
いつもつるんだり
変なバイトもしてみたり
「楽しい」けど「楽しくない」
そんな彼女は
ある出会いから生まれた繋がりで
少しずつ変わっていって
希望を持ち
行動を始め
いろんな過程を経て
今は
居場所のない中高生支援
をしているそうです
そんな彼女が語っていたのが
『第3の関係性』
です
第1の関係は「家庭」
第2の関係は「学校・職場」
うまく言えないので
語弊を恐れず真崎的に言うなら
第3の関係は「その他」
真崎は
親になにも話さない子でした
というか
どちらかと言えば
怒られない為に
嘘とかついてた子でした
あと
なんとなくずっと思ってたのは
「先生になんでも相談しろよ!」
みたいな先生には
なにがあっても相談しないなあ
って事でした
その理由としては
湊かなえ「告白」に出てくる
ウェルテル先生がしてるような
パブリックオナニーの肴には
意地でもなりなたくない
みたいな
ひねくれた気持ちは
もちろんあるのですが
やっぱり
親もしかり
教師もしかり
同じコミュニティの友達しかり
「近すぎ」ます
いろんな意味で
近すぎるから
話せないこと
たぶんいっぱいあります
嫌いとかそういうのじゃなくて
近すぎるからこそ
自分にも相手にも
たくさんの感情が入ってしまったり
近すぎるからこそ
今は心を守るために目を逸らしたい
目の前の現実の渦中にいる人ゆえに
距離がほしくなったり
近すぎるからこそ
「この人から一番を認められていたい」
そんな存在になりやすいがゆえに
「駄目」な自分を見せられなかったり
すると
真崎は思うわけです
なんかこの辺りって
「役割」や思ってます
「家族」だから
「友達」だから
「親友」だから
「恋人」だから
「教師」だから
「第1の関係」だから
「第2の関係」だから
できることもあれば
できないこともあると思います
真崎自身
これ自慢とかじゃなくって
人間関係に関して
勉強したり研修受けたりして
どちらかと言えば
人からは相談される事が多くて
その人の今の状況における
「第3」のポジションから
話を聴いたり話したりして
「真崎に話せてすっきりした!」
「なんか大丈夫な気がしてきた!」
的な言葉もらったりもしてて
も
自分が
「第1」
「第2」
となる繋がりの中では
頭で分かっていても
身近だからこそ
余計な感情がたくさん入って
時にはそこで人を傷つけ
人間関係を崩壊させてきた
っていうのも
ここ最近のことも含めて
直面してきた現実なわけです
いやはや情けない話です
前あるブログで読んだ話ですが
不登校支援をずっとやってきて
たくさんの中高生が前へ踏み出す
そのきっかけをつくってきて
その道の中では
すごく尊敬されている方
の、息子さんが不登校で
親である自分には心を開かず
その方が信頼している
不登校支援者の人に
プライドを捨てて
「息子と話してほしい」
と頭を下げたそうです
この記事を書くにあたって
最初に伝えたかったのは
数ある重松清作品の登場人物の中でも
真崎はこの「おばさん」が
すごく重要な人として
印象に残ってること
仁籐さんのお話と絡めて
「おばさん」のような『第3の関係性』が
人には必要なんじゃないかってこと
だったんですけど
それもあるけど
ちょっと
それだけじゃなくなりました
誰かにとっての「おばさん」でも
誰かにとっては「家族」で
誰かにとっては「先生」で
誰かにとっては「恋人」で
誰かにとっては「友達」で
誰かにとっては「仲間」で
だからこそ
そんな自分だからこそ
安心して相談できる
そんな「誰か」もいれば
そんな自分だからこそ
近すぎて向き合うのが難しい
今は少しだけ離れていたい
そんな「誰か」もいる
「おばさん」になれないからって
ちゃんと話し合えない
向き合えない
本当は良い関係性築きたいのに
全然上手くいかない
そんな自分が情けない
そんな自分は悪い
みたいな
なんか分からんけど
そんなふうに自分を責める
みたいな
そういうの
しなくていいような気がします
真崎
