
拝啓、メロス殿
寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
裸足に上半身半裸にはこたえる季節かと思われますが、体調など崩されてはいないでしょうか。
最近、生徒と共に貴殿のご活躍を教科書で読むことが増えました。その学習を通して是非貴殿にお伝えしたいことやお聞きしたいことがありまして、こうして一筆したためております。
貴殿のご活躍は、主に中学2年生の子どもたちを中心に、今なお語り継がれております。
先日も生徒と読解問題を解きながら
「メロスやばいよねー」などと話しておりました。
「◯◯だったらどう?走る?」
「セリヌンティウスじゃなくて(関ジャニの)大倉くんだったら走ります」
「えー」
「まさきさんは走るんですか?」
「藤原竜也なら」
「えー」
自分の命よりも
友情と信実のために走り抜く貴殿の姿
王様だけではなく現代の子ども達をも魅了しております
さて
以下は私のただの興味になりますが
王様とはその後、どのような関係を築かれているのでしょうか??
確か、貴殿とセリヌンティウス様の友情と信頼関係に心打たれて「私も仲間に入れてはくれまいか?」というシーンで話は終焉を迎えたと思いますが
あれだけひどい仕打ちをしてきた王様をすぐに受け入れたなら、おふたりの器の大きさに心底感服いたします
もしおふたり含め王国が陰湿な中2女子の集まりだとしたら、それこそ次の日から王様が食事で使う金の器に消しゴムのカスが入れられたり、王様以外の国民全員でLINEグループつくったりみたいな事が起きてもおかしくない状況
赦す、ということは、とても難しい
一度誰かと憎み合う関係性が出来上がると
「◯◯だったらどう?走る?」
「セリヌンティウスじゃなくて(関ジャニの)大倉くんだったら走ります」
「えー」
「まさきさんは走るんですか?」
「藤原竜也なら」
「えー」
自分の命よりも
友情と信実のために走り抜く貴殿の姿
王様だけではなく現代の子ども達をも魅了しております
さて
以下は私のただの興味になりますが
王様とはその後、どのような関係を築かれているのでしょうか??
確か、貴殿とセリヌンティウス様の友情と信頼関係に心打たれて「私も仲間に入れてはくれまいか?」というシーンで話は終焉を迎えたと思いますが
あれだけひどい仕打ちをしてきた王様をすぐに受け入れたなら、おふたりの器の大きさに心底感服いたします
もしおふたり含め王国が陰湿な中2女子の集まりだとしたら、それこそ次の日から王様が食事で使う金の器に消しゴムのカスが入れられたり、王様以外の国民全員でLINEグループつくったりみたいな事が起きてもおかしくない状況
赦す、ということは、とても難しい
一度誰かと憎み合う関係性が出来上がると
その人を赦すも葛藤赦さぬも苦しく
あの場ですぐに王様を赦せたなら
あの場ですぐに王様を赦せたなら
友のために走り抜く行動と同等なくらい
本当にすごいことだなあと思います
その、後王様とはどのような友情を築かれているのでしょうか??
金曜の夜に土間土間の一角で
3人集って「今週もお疲れ!」みたいな
メ「あん時の王っちマジで暴君だったからwwwww」
王「ちょ、それ毎回言い過ぎ!///」
セ「生きて酒が飲めるっていいね!生追加で!」
本当にすごいことだなあと思います
その、後王様とはどのような友情を築かれているのでしょうか??
金曜の夜に土間土間の一角で
3人集って「今週もお疲れ!」みたいな
メ「あん時の王っちマジで暴君だったからwwwww」
王「ちょ、それ毎回言い過ぎ!///」
セ「生きて酒が飲めるっていいね!生追加で!」
みたいな
これは私ごとですが
王様の心情を読み取る読解問題で
生徒と見解が分かれて少し議論になったのです
「王様はなぜ暴君になったのか」
信念は「人間は私欲の塊」
私欲は争いを生み国を滅ぼす
だから平和のために人を処刑する
「私だって平和を望んでいるのだが」
その言葉を貴殿は嘲笑し
生徒は隣で「これ絶対嘘ですよ」と言うのだけれど
私にはそれが
王の心の声そのものだと感じました
そもそも私が性善説支持派なのもありますが
「ああこの人絶対悪いひとじゃない」
そんな感覚です
というかそもそも
生まれた瞬間人間不信みたいな人っていないと思ってんですけど
読者がどう感じるのかはさておき
ものすごく曲がった信念であれ
「それが国のためである」という思いを持っている人だとは思います
王様の行動を1ミリだって肯定したくはなく
それこそもうこの人絶対王様とか総理大臣とか学級委員とかやっちゃいけない系男子だと思ってるんですけど
"孤独×人間不信"
そんな人は、たくさんいる気がします
誤解を恐れず私の感じる事を言えば
王様の言葉に共感する人は多くいるのではないかと思います
そこに ×(権)力 となると
暴力と恐怖による人の心の支配が始まり
共感はまったく得られなくなりますが
たぶん貴殿が買い物カゴ下げたまま短剣持ってお城乗り込まなくても近々クーデターとか余裕で起きてたと想いますが
そんな彼の奥にあるモノを
そんな彼の奥にあるモノを
他人事のように嘲笑できない人も
そして嘲笑できない子も
たくさんいるような気がしてしまいます
その心を懐柔した貴殿のセリヌンティウス様の信実は、本当にすごいと思います
「走れメロス」は
いろいろ露骨すぎて
実はあんまり好きな作品ではないですが
貴殿の崇高で美しい心を前に
そして王様の孤独と暴挙を前に
中高生たちはなにを感じるのか
もしかしたら王様のように
どこか救われた気持ちになる子もいたりするのか
今後も楽しみにしながら
また読ませていただきたく思います
敬具
追伸
しかし服は着てほしい
真崎

