『タガタリススムの、的、な。』託児サービス編 | きっともとにもどすよ……

きっともとにもどすよ……

年甲斐もなく鈴木勝大くんにお熱な二児の母。
果たして冷静な自分をとりもどせるだろうか……。

千秋楽を残すのみとなりました、座・高円寺にて絶賛公演中の『タガタリススムの、的、な。』



お芝居の内容についてはネタバレになってしまうので全公演終えてからということで、今回は番外編をお送りします。




今回、私達が観劇した回には「託児サービスあり」との文字があり、いつもは未就学児不可でお留守番になってしまう次女を預けてみようかと試みました。



いつもみたいにパパとお留守番をしているか?

ちょっとの時間、ママたちと別れて一人で別の保育園に行かなければいけないけれど、それでもママたちと一緒にお出かけするか?


本人に聞けばまず「一緒に行く!」と言うでしょう。



そうは言っても新幹線に乗って知らない土地に連れて来られ、お姉ちゃんはママと一緒に行くのに自分ひとりだけ知らない人に預けられる。もしかしたらお迎えに来てくれないのかもしれない…。


4歳となった彼女はきっと、小さな身体で、少ない知恵をフル回転させ、不安を抱えながらも葛藤したでしょう。



案の定、昼食後まではニッコニコだった彼女も新宿を過ぎたあたりから表情が曇り始め、「怖い、怖い」とベソをかき始めてしまいました。


会場に着くと、可愛らしい座・高円寺スタッフのお姉さん、そして今回託児サービスを提供してくださった「子育て仲間ほっぺ」さんの優しそうな先生達が迎えてくださいました。

いつも通っている保育園の先生と同じように、可愛らしいエプロンをつけた先生を見て、ちょっとホッとしたのか、やや表情は緊張で強ばっていましたが、先程までの不安は若干解消された次女。


みんなで、託児ルームとなる地下のお部屋へ行くと、他にも数名のお友達がおままごとで遊んでおり、隣りのスタジオで次回公演を予定されている劇団の方々のお稽古風景も鑑賞することができました。


赤ちゃんの頃から人見知りせず溶け込みやすい次女は、目移りしちゃうようなその光景に興味を持ち、泣くこともなく元気に手を振って託児ルームへと消えて行きました。


それを見送るこちらの方が涙、涙。。。



後で先生から聞いた話によると、預けられていた子の中でも年長だった次女は、小さな子の面倒までみてくれていたそうでとても立派だったそうです。


座・高円寺には施設内に絵本をたくさん揃えたカフェなどもあり、先生がそちらへ連れて行ってくれて絵本を読んだりもしたそうです。終演後、嬉々として次女がそのカフェへ連れて行ってくれました。


いつもはお姉ちゃんにほぼ強引に付き合わされて遊んでいる「ダキニ様ごっこ」。

本物のダキニ様であるエマさんともお会いでき、一緒にお写真も撮っていただき次女なりにも楽しいひと時を過ごせたようです。


今回、私もかなり悩んで大冒険してみましたが、次女の成長にとってプラスになってくれたんじゃないかな?

もう少し、大きくなったら今度は託児サービスでなく一緒に観劇できる期待を持たせてあげられたかな?

と思っています。



では最後に託児サービス利用にあたっての今回の流れをご紹介します。


まず、会場へと託児サービスの予約電話。

後に、サービスを行ってくださる「子育て仲間ほっぺ」のスタッフさんより、預ける子供に対するあアンケートがメールで送られてきました。


子供の好きな遊びや特徴などを細かく書いておけば、それに合わせていろいろなおもちゃを用意してくださったり、親切丁寧に対応してくださります。

預けている間、子供が困らないように飲み物や万が一の着替え、これがあれば安心できるようなお気に入りのグッズを用意しておくこともお忘れなく。


「子育て仲間ほっぺ」さんは、ホームページもあり、活動内容がとてもクリアだったので預ける側としても安心でした。




小さなお子さんを抱えてなかなか舞台観劇を楽しめないというお母様。


たまにだったら、こうしたサービスを活用されるのもひとつの手かもしれません。


日々、育児に頑張ってらっしゃるお母様の参考になればと思い、この記事をアップしてみました。