<9話ストーリー 後半>
(訳を norinori 様からお借りしました)
②
love9 koreanonair.in 投稿者 krkodhit
ヘユンが社長室に来る。

ヘユン:悩みがあるみたいね。シウの初放送のことならもう心配しないわ。あとは運を天に任すしかないわ。
ヒョンウク:百日祈祷でもすればよかったかな。
ヘユン:香港のお土産よ。気楽にもらって。私 昨日の夜に思ったの。もう心を決めようって。
ヒョンウク:香港で何かあったのか?
ヘユン:さあね
ヒョンウクがテレビ局の局長に会いに行くと父親が既に来ている。
父親は局長には自分が話しておいたと言う。シウの初放送の細かい指示までする。

ヒョンウク:それならなぜ僕に会社を任せたんですか?
ジェヨンがやって来る。
ジェヨン:シウのデビューの日を変えないなら頭を抱えることになるだろうさ。

ヒョンウク:どういう意味だ?
ジェヨン:さあな。
父親を車まで送るヒョンウク。
父親:俺もジェヨンも気に食わないんだろ? 理由はソウンの事だな? あの子が死んだのはジェヨンのせいだと思うのか?だからケンカしてるのか?

ヒョンウク:父さんがそんなこと言える立場じゃないでしょう。あー 考えもしないか。もともと人情も良心もない人だから。

セナがピアノを弾きながらヒョンウクとの思い出に浸る。

シウが入って来る。
シウ:元気な曲はないのか? 聴くとテンションが上がる曲はないのか?明日俺の初放送なんだ。

セナ:あーそうだったわね。パッと浮かぶ曲はないな。
シウ:もういいよ。よく聴いてろ。
シウ:♪頑張れ頑張れシウ 格好よくてイケメンなシウ

セナ:幼稚ね、あんたピアノ弾けないでしょ?
シウ:ピアノ以外は何でも弾けるさ。シンバル、カスタネット、トライアングル、大太鼓 小太鼓 リコーダー…
セナが笑う。
シウ:笑うなよ 胸がドキドキするから。じゃなくてもデビューで死にそうに緊張してるのに。
あーおかしくなりそうだ、こんなにドキドキして。

セナ:舞台に立つのは初めてじゃないのにどうしたのよ。
シウ:舞台に立つのが初めてじゃないのにこんなに緊張してるからどうにかなりそうだ。

セナが明るい曲を弾いて聴かす。
セナ:これで元気出た?
シウ:もうちょっと弾いてみて。
セナはヒョンウクがいた事に気づき突然立ち上がる。

シウ:急にどうしたんだ?
セナ:いや別に...
テレビ曲の前ではファンがシウの到着を待つ。

シウは楽屋でジェヨンに会う。

ジェヨン:なかなか格好良いじゃないか、レオンに挨拶に行けよ。お前を気にしてるぞ、そんなに余裕がないのか。緊張してるのがばればれだぞ。まあプレッシャーだろうな、ソロだから。幸運を祈る。

リハーサル中の舞台を見つめるシウの元にヒョンウクが来る。


ヒョンウク:ソロデビューのプレゼントだよ。
シウ:何ですこれ?

ヒョンウク:食べてみろ緊張がほぐれるぞ。
シウ:社長のくせにみみっちいな。
ヒョンウク:いらないか?じゃ俺が...
シウは飴を奪って食べる。

ヒョンウク:はー緊張するな。
シウ:上手く行くかな、無限動力よりももっと。
ヒョンウク:そんな考えさえしなけりゃな、頭を空にしろ! もともと考えるのは得意じゃないだろ?

バックダンサー達が練習をしている。
ヒョンウク:ちょっと待て ダンサーがなぜ3人しかいないんだ?

シウ:ひとり急に用ができたからちょっと出て来ると言ってたな、まだ帰らないのか?
ヒョンウク:電話してみろ。
スタッフ:まだ帰らないか? 変なメールが来たんだ。すみませんが今日は舞台に立てませんって。

シウ:電話も切ってある。

AnAではシウの初放送を皆で楽しみに待つ。

テレビ局の楽屋ではダンサーが一人抜けてどうするか話し合う。ヒョンウクは構成の細かい指示を出す。
ヒョンウク:まだ3回は合わせられるぞ。
遂にシウの初放送が始まる。

ヘユン:声援がないじゃない? ファンクラブは入ってないの?

スタッフ:すみませんチェックしませんでした。
シウは舞台でダンサーと接触し転んでしまう。
本番が終わり駆けよるスタッフ達。
シウ:足が動かないんだ。
ヒョンウク:車の用意をしてくれ。
病院に入院したシウは靭帯が切れている。これで今回の活動はお終いだと言われる。

ヒョンウク:永遠に踊れないわけじゃない。数ヶ月で治るそうだ。
シウ:数カ月?!それでも舞台に立つよ。俺のせいで損害はいくらになるの? なんで俺に怒らないんだ?

ヒョンウク:今一番つらいのはお前だろ? よく休め。

ヒョンウクはジェヨンに会いに行く。
ヒョンウク:ダンサーを丸め込んだのはお前だろ? こんなことしてお前の得るものはなんだ?
ジェヨン:社長同士の対決さ。初戦はお前が負けたという事実。何を奪ったらお前が一番腹が立つかな? AnAか? ヘユンか? じゃなきゃユン・セナか?

ヒョンウクはジェヨンを殴る。
ヒョンウク:3年前にお前を殴るべきだった。もっと早くにお前を…

AnAではシウ活動の後始末をしている。
セナはシウにメールする。
セナ:足はどう?
シウ:気になるなら来いよ。あまりにもつらくて窓からパッと...

セナ:変なこと言わないでよ。
セナが病室に来る。
シウ:もっと早く来いよ。

セナ:バスがなかなか来なかったの。でも窓から飛び降りはしなかったのね。
シウ:心の中ではもう数十回飛び降りたさ。
セナ:元気出して。こんな時はなぐさめにならないだろうけど。
シウ:どう考えても今回はお前のせいで怪我したんだろう。
セナ:私が何したって言うの?
シウ:調子が悪かったら世話してくれるんだろ? だから怪我したのかも。
セナ:今冗談言ってる場合?
シウ:冗談じゃないさ。つらくて お前に会いたかったんだ。
セナ:なぜ私に?
シウ:そうだよな。俺も気になるよ。初めて叩かれたのもお前だし初サインもお前がしてけ。

セナ:でも思ったより落ち込んでなくてよかったわ。
シウはセナを引き寄せる。


そこを記者に激写される。

セナ:ひょっとして...私のこと好きなの?

シウ:ひょっとして...お前のこと好きじゃダメか? 来てくれてありがとう。また退院したらな。

ヒョンウクとヘユン。
ヘユン:何を考えてるの?
ヒョンウク:情けないなと思ってさ、社長がしてやれることは何もないな。
ヒョンウク:でも後悔してるんだ。ユン・セナの曲をもっと強く押していたらどうだったか。
ヘユン:どこ行くの?

ヒョンウク:他のスケジュールをキャンセルしないとな、事態の収拾しないと。
ヘユンに記者から電話が来る。
ヘユンは記者にすぐ会いに行くと答える。

スタジオで曲の編集者とセナ。

編集者:AnAの危機だ。シウは大丈夫だろうか。社長も大変だな。

セナが屋上に行くと社長がいる。
セナ:話を聴いていて。 こっちを見ないで。ユン・セナはダメだって言うから。私辛い時いつもひとりだったの。ひとりだからもっと辛かったの。でもおじさんに会ってからは辛いことなかったわ。私と一緒に誰かが喜んでくれて。哀しんでくれるってだけで元気が出たの。おじさんも同じだと嬉しい。私がいて元気が出るといいわ。おじさんを待ってる誰かがいるってこと忘れないでね。私が待ってるって事。

ヒョンウク:ユン・セナ。10数えてみて。
セナ:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10...
ヒョンウク:もういいよ

セナに話のあるヘユン。
ヘユン:AnAを辞めてちょうだい、今すぐに。

セナ:理由は何ですか?
ヘユン:理由?言ったら驚くと思うけど。
社長室での会議

音楽チャートは80位圏に留まっている。活動してないからこれ以上は上がらないだろう。
さあ前にも言ったボーイズグループのメンバーを決めよう。来週会えるように準備をして
それからラウムも入れてくれ。
ヘユン:私社長に報告があるの。
ヒョンウク:どうしたんだ 深刻なことか?

ヘユン:ユン・セナを辞めさせたわ。昨日の夜電話が来たの。今日発表するって言うのをとりあえず止めたわ。私達の知らない間にふたりは進展したみたいね。
ヒョンウク:ふたりはお前の想像するような仲じゃないよ。誤解があるなら解けばいいさ。記者は誰だ?
ヘユン:どうしてわかるの?確かなの?セナがあなたを好きだから?じゃなきゃ あなたがユン・セナを好きだから?

ヒョンウク:一体何言ってるんだ?
ヘユン:あなたは好きになっちゃダメでしょ? セナは仕方なくてもあなたはダメじゃない!彼女がソウンの妹だから。
ヒョンウク:なぜわかったんだ?
ヘユン:セナの弾いた曲で。
ヒョンウク:彼女も事実を知ってるのか?
ヘユン:何を?あなたが自分の姉の彼だったってこと?
ヒョンウク:話したのか?
ヘユン:あなたはこんな状況でもそれが一番心配なの?彼女が事実を知ったかどうかが?なぜ?
事実を知ったらあなたのことをもう好きじゃなくなるかと?
ヒョンウク:ヘユン!! 答えろ。 彼女に話したのか?

へユン:話した、ならどうするの?
ヒョンウクはセナを探しにセナの家に行く。

セナが歩いて来る。

ヒョンウクが一歩近づくとセナは一歩後ずさる


<9話ストーリー 終了>
動画と訳をお借りしました。
ありがとうございます。