<9話ストーリー 前半>
(訳を norinori 様からお借りしました)
①
love9 koreanonair.in 投稿者 krkodhit
タルボンの入院を聞いて駆け付けたセナ。
セナ:私タルボン見て来るわ。
ヒョンウクがセナの腕をつかむ。
ヒョンウク:そばにいてくれないか?
セナはヒョンウクを抱き慰める。
ヒョンウクはセナを見つめキスをする。

セナ:私タルボン見て来るわ。戻って来るまでここにいてね。

タルボンの病室に来たセナ。
セナ:タルボンどうしたの? 7年しか生きてないのよ、まだ若いのに。おじさんのためにも元気にならないと。 あんたはおじさんの家族じゃない。私 おじさんがとても好きなの、ごめんね 私だけこんなに幸せで。はやく元気になっておじさんと3人で遊びに行かないと ね?


セナはヒョンウクの元に戻る。

セナ:タルボンがすぐ元気になるって、あの子が指きりしながら約束は守るって言ったわ。

ヒョンウク:行こうか。
セナの手がヒョンウクに触れる。

セナ:手がぶつかっちゃって...
ヒョンウクはセナの手をしっかりと握る。

ヒョンウクの携帯が鳴る。
セナ:電話来たんじゃない?

ヒョンウク:出たくないよ。
セナ:出てもいいわよ。
ヒョンウク:ああ どうしたんだ? 俺が行かなきゃならないのか? わかったよ...どうするかな。

セナ:私ひとりで大丈夫よ。 子どもじゃないからバスで帰れるわ。どうぞ行って!
ソンジンに呼び出されたヒョンウクは酔い潰れたヘユンを目にする。

ヒョンウク:どうして俺を呼んだんだ? お前が送ることも出来るだろ?
ソンジン:こんなに酔ったのはお前のせいだろ。責任取れよ。車から降ろしたんだって? 俺は腹が立ってるんだぞ。 お前を好きだという子を適当に扱うなよ。

ヒョンウクはヘユンの家まで送って行く。

ヒョンウク:座って、水持って来るよ。
ヘユン:行かないで、今日はそばにいてくれない?
ヒョンウク:ヘユン 酒癖が悪くなったな、明日会社でどんな顔で会うつもりだ?
ヘユン:知らないふりをしないで。
ヒョンウク:酔いが覚めたら話しをしよう、じゃあな!
ヘユン:12年よ。中間テストがひどくて落ち込んでたの。ご飯も食べたくないのに父さんが外食しようって言うから出かけたらあなたのお父さんがいたわ。その横にあなたがいたの。中間テストで一度失敗したからって人生を失敗をしたわけじゃない。そう言いながらあなたは...笑ったの。その時からよ。あなたがいるから留学しようとすごく頑張って勉強したわ。その間にあなたは恋に落ちてた..
彼女を死ぬほど恨んだわ。そんなに恨んでる事が申し訳なくてあなたの側にも行けず、ただ待ったの。でももう待つだけなんていや。誰にも取られたくないの!

ヒョンウク:それで俺と何がしたいんだ? 恋愛?
ヘユン:本当にみじめな気持にさせるのね。
ヒョンウク:ヘユン、お前が不幸になるはずはないよ。お前の人生から俺を無くせば...俺のせいでお前が傷つくのは望まない。こんなことで気まずくなるのはやめよう。

ヒョンウクは帰りヘユンはひとり涙を流す。
ヒョンウクは家に帰りセナとのキスを思い出すが心は重い。

一方、セナは幸せをかみしめる。

シウの初放送に向けて準備が進む。
スタッフ:ジャケット撮影、MV撮影、殺人スケジュールだな。テレビ局には社長が行った方が良いと思います。7分空けると言いながら今になって違う事を言っている。ジェヨンから圧力がかかっているみたいだら。局長に挨拶してないでしょ?

ヒョンウク:アポイント取ってくれ。僕が直接行くよ。
理事達:シン理事はもう出発したか? 午後の飛行機のはずだけど調子悪そうでした。
会社でひとりため息をつくヘユン。

ヘユン:はあー!
ヒョンウクが部屋に入って来る。
ヒョンウク:まだ酒が残ってる顔だな。
ヘユン:ええ まだ残ってるみたい。 頭がズキズキするし気持ち悪い。そうだ昨日あなたが送ってくれたのよね? そこまでは覚えてるんだけど後は思い出せないの。私またキスしようとかしてなかった?
ヒョンウク:まあキスする程ひどくはなかったよ。どうやったら酔いが覚めるんだ?

ヘユン:なぜ?心配なの?
ヒョンウク:いや飛行機で吐くかも。
ヘユン:私じゃなく飛行機の心配するの?
ヒョンウク:いや乗務員の心配だ。気をつけて行って来い!

ヘユン:うん
ロッカーの前でヒョンウクとタルボンの写真を見て顔がほころぶセナ。

シウ:うれしそうだな。

携帯をしまう。
シウ:あやしいな なんでだ?

セナ:タルボンの写真よ。
シウ:タルボン?
セナ:前に会ったじゃない 社長の犬よ。
シウ:お前ペットシッターまだやってるのか?
セナ:やったらダメ?
シウ:当たり前だろ
セナ:なんで?
シウ:イヤだからさ。そうじゃなくてものけ者なのに他の練習生がどう思う? 「社長と外でも会う仲」当然お前をイヤに思うだろ。

セナ:タルボンは最初から私になついたの。私も可愛いと思ったしあの子が今病気なのよ。だから世話しててあげたいの。
シウ:俺も調子悪くなったら世話してくれるか?
セナ:あんたはお母さんがいるじゃない。
シウ:俺が調子悪いからって母親に会いに行くと思うか?
セナがロッカーを開けるとプレゼントが入っている。
セナ:なぜまた私にくれるの?
シウ:おれが何したって?

セナ:これあんたが置いたんじゃないの?
シウ:なんで俺が置いたと思うんだ?
セナ:この間あんたがプレゼントくれたし...
シウ:今回は俺じゃないさ。
セナ:じゃあ誰が置いたの?
シウ:気になるか? じゃあ一緒に飯食いに行こう。

シウはセナの手を掴む。

セナ:ねー なんで手をつかむの? 離してよ。
シウ:離したら一緒に行くか?

セナ:行けばいいんでしょ? あー 手は触っちゃダメなのに。
ヒョンウクとソンジンが歩いて来る。
ソンジン:ヘユンがあんなに飲んだの初めて見たよ。大体なんでケンカしたんだ?
ヒョンウク:そんなんじゃないさ。
ソンジン:おー 遂に痴話ゲンカか?!
前からセナとシウが歩いて来る。
ソンジン:おいそこのふたり、ふたりでどこ行くんだ?

シウ:飯食いに。
ソンジン:ふたりで行ってスキャンダルになったらどうする?
シウ:ランチじゃないですか! 晩飯しじゃなくて。こんな時間で問題ありますか?

ソンジン:でもふたりだけはマズイだろ。一緒にこの4人で行こう。いいだろユン・セナ?
セナ:私は別に。
シウ:俺はいやだな。ふたりで行ってもいいでしょう社長?
ヒョンウク:ああ今日だけだぞ。ソロデビューを成功させるまではセナと飯を食うのを許さないからな。
シウ:俺の心配ですか? それともセナの心配ですか?

ヒョンウク:ふたり共だ。行こう!
ソンジンは何かを怪しむ。
カフェに行ったヒョンウクとソンジン。
ソンジン:さあコーヒーだ。さっきの妙な雰囲気はなんだ? 女ひとりを男ふたりで取り合ってるみたいだったぞ。

ヒョンウク:お前が感が良いのはわかるが今日はそっとしといてくれ。
ソンジン:セナと何かあったのか?
ヒョンウク:お前の言う何かってなんだ?

ソンジン:ムキになってよけいあやしいぞ。
ソンジン:まさかお前...
ヒョンウク:先に行くぞ
ソンジン:ダメだってわかってるよな?
ヒョンウク:なぜだ?
ソンジン:理由はお前がよくわかってるだろ?
ヒョンウク:それはどうも うっかり忘れるとこだったよ
ヒョンウクの父親は妻の機嫌取りのためにご飯を作る。
義母は写真を撮った夫の愛人と思われる女の店に行く。
義母:年も若いのにあんな老いぼれになぜ会うの?プレゼントを貰い、この店も出してもらったの?練習生だったらしいわね。

女:練習生だったのが御縁で何回かお会いしました。そこに男の子が入って来る。

子ども:父さんの買ってくれた物がブランド品だと友達が言ってた。
義母:あんたの父さんは誰なの?!
女がヒョンウクの父親に電話する。

女:とぼけておきました。でも心配になって。
義母はカン理事を呼び出し酔った時に世話になった礼を言う。

義母:私と手を握らない?
(私と組まない?)
ヒョンウクは家でご飯を作り。くせでついタルボンを呼ぶ。
ヒョンウク:タルボン!タルボン!

そこにセナからタルボンの写メが送られて来る。
セナ:タルボンのいない寂しい夜にこれ見て癒されてね

セナは加工したヒョンウクとセナの写真も送る。
セナ:それからこれはオマケ「ヒョンウクとセナ」。

ヒョンウクは何と返信したら良いか分からない。
セナの家の前まで来るが電話する事をためらう。

セナ:なんで返事がないんだろ?

次の日、ヒョンウクはスタジオに行く。
ヒョンウク:シウのMR出来たか?

セナもスタジオに行く。
セナ:昨日メールしたんだけど見ましたか?

ヒョンウク:ああ
セナ:それでなぜ返事をくれないの?
ヒョンウク:シウの初放送のせいで仕事が多くて、だからお前とメールする余裕がないんだ。
社長はおまえが考えるより仕事が多いんだよ。
セナ:ひょっとして私を避けてるの? 急にどうしたの?
ヒョンウク:どうって...
セナ:それならなぜあんなことしたの?
ヒョンウク:俺がなぜあんなことしたのか本当に分からないか?

スタジオを出たところで電話が来る。

ヒョンウク:ああ兄さん なんだ? どうしても俺も一緒に行かなきゃダメ?
再びスタジオに入る。
ヒョンウク:出かけるぞ。
セナ:なんでまた?
ヒョンウク:行くところがあるんだ。

ヘユンが出張から帰りヒョンウクに電話する。
へユン:そう?もう着いてるから少し待ってくれない? お土産があるの。うん…わかったわ。

その直後ヘユンの前をヒョンウクとセナが車で何処かに行くのを目にする。

呼びだしたキム テウとレストランで会う。
キム・テウ:お前にも許可を取りたくて。

ヒョンウク:ああ俺は賛成!
キム・テウ:おい待てよ! 僕に曲を作ってくれる?
セナ:私がですか?
キム・テウ:OSTの反響がいいんだ。次のアルバムの曲も頼みたいんだけど。
セナ:本当ですか?!

キム・テウ:あまーい曲を書いてみて。
セナ:どのくらい甘い曲ですか?
キム・テウ:君の顔くらい。

ヒョンウク:おい兄さん!
キム・テウ:どうぞ食べて。
店を出た二人。
ヒョンウク:おめでとう 曲の依頼まで来るようになったな。
セナ:ありがとうございます。 全部社長のお陰です。どうぞ席に戻って下さい。

ヒョンウク:どこ行くんだ?
セナ:嬉しくて胸がいっぱいだけど、あなたは同じ気分じゃないでしょ?
セナはひとりで歩き出すがヒョンウクも距離を置いて付いて行く。

セナは出店でスカーフを首に巻いてみる。
ヒョンウク:こっちが可愛いよ。いくらだ?

お店のおばさん:5000ウォン。
ヒョンウク:なに?聞いてみただけだよ。

若者のバンドを聴いていると前から押されて、セナがヒョンウクの胸に押し付けられてしまう。

突然雨が降り出し二人は店先に避難する。

セナ:すぐには止みそうにないわね。
ヒョンウク:うん 車を取ってくるよ。
セナ:ちょっと待って。
セナは自分のコートを濡れないようにかけてあげる。

セナ:前に私にしてくれたでしょ?
セナからキスをする。

セナ:私おじさんが好きよ。おじさんも私を好きだと思ったのに... 違うの?

ヒョンウク:お前に惹かれたのは事実だよ。だけどここまでだ。これ以上はダメだよ。
セナ:なぜ?
ヒョンウク:お前がユン・セナだから。

ヘユンはヒョンウクへのお土産を見て物思いにふける。

セナはびしょ濡れで帰る。

セナ:おじさんの気持ちがわからないの。私がユン・セナだからダメなんだって。
ジュホン:そんな小さな問題で彼をあきらめるの?
セナ:愛した人がいたんだって。でも死んでしまったらしいの。まだその人を忘れられないみたい。だから私を受入れられないのかな。

ジュホン:今はあなたがいるじゃない。死んだ人に何の力もない。会うことも触れることもできないんだから。
セナ:待ったら私に心を開いてくれるかな?
ジュホン:もちろんよ!
<9話ストーリー 前半終了>
動画と訳をお借りしました。
ありがとうございます。