(日本語訳) 「僕にはとても愛らしい彼女」 7話 前半 | めぐのブログ

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<7話ストーリー 前半>


(訳を norinori 様からお借りしました)




love7 koreanonair.in 投稿者 krkodhit





ヒョンウクは耳鳴りの発作が起こりクラブから出る。


セナが後を追って来る。


セナ:大丈夫?

ヒョンウク:ああ 音がうるさくて。

セナ:頭が痛いの?

ヒョンウク:少し

セナ:頭が痛い時に直ぐに治る方法があるの。耳に水が入った時みたいに片足でトントンってするの。本当に効果あるのよ。

セナ:ありがとう。ふたりだけの時に言いたかったの。



ジェヨンとへユンはふたりを目にする。



ジェヨン:デジャブゥを見てるみたいだな。ヒョンウクがソウンを愛し始めた頃の。


ヘユン:重要な情報をくれるんでしょ? 行きましょう。

ジェヨン:結局こうなったのか。

ヒョンウク:もう行け

セナ:おじさんはどうするの?



ヒョンウク:風に当たって来る。


ヒョンウクは椅子に座りひとり言。



ヒョンウク:どうした イ・ヒョンウク?

セナ:もう大丈夫? 頭痛。

ヒョンウク:そうだな、なんでついて来た?

セナ:私も風に当たりたくて。

ヒョンウク:その格好で?




セナ:クラブは慣れないの。趣味じゃないみたい。

ヒョンウク:クラブに入り浸る作曲家は多い。ヒット曲書くには流行を知らないと。戻ってもいいぞ。

セナ:じゃあ おじさんも遊んでたの? クラブで女の人と会いながら?

ヒョンウク:俺は違うさ。もともと才能が飛び抜けていたから。

セナ:でもなぜ近頃作曲しないの? ネットで検索してみたけど3年前からかな? 作曲してないでしょ?




セナ:なぜ?その時何かあったの? 病気だったの?じゃなきゃ...

ヒョンウク:質問が多いぞ。 お前のせいでまた頭が痛くなりそうだ。

セナ:おじさんがずっと作曲してくれたらいいと思って、ソPDが辞めても問題ないし、私の編曲も見てもらえるし。

ヒョンウク:社長の仕事だけでも忙しいんだぞ。



セナ:でも曲は作れるでしょ?

ヒョンウク:寒くないか?

セナ:ちょっと寒いわ。

ヒョンウク:立て 戻るぞ。

セナ:一枚脱いでくれてもいいのに。沢山着てるんだから。

ヒョンウク:多くないぞ 1枚 2枚 3枚 おい!



クラブではヘユンが席に戻りソンジンが話しかける。


ソンジン:どこ行ってたんだ?

ヘユン:ウク社長は?

ソンジン:さあ 一緒にいたんじゃないのか? ところでユン・セナもいないのか?



一方のヒョンウクとセナ。



ヒョンウク:そんな服をどうして着て来たんだ? 綺麗にして誰かに見せたかったんだろ?

セナ:そうよ

ヒョンウク:誰だ シウ?

セナ:なんであいつに?

ヒョンウク:これからはそんな服着るな。

ヒョンウクはコートを掛けてあげる。



セナ:あんまり優しくしてくれると惚れちゃうかも。

ヒョンウク:大概の女の人は皆俺に惚れるだろ。くー! 致命的な魅力になす術もない。

セナ:それ程ではないけど?

ヒョンウク:お前がまだ見てないんだよ。

セナ:じゃあ見せてみて。

ヒョンウク:大変なことになるぞ。

セナ:私の曲はおじさんが後押ししてくれたんでしょ?

ヒョンウク:誤解するな。俺のせいで決定したわけじゃない。ただ曲が良かっただけだ。



ヘユンはお酒を一気に飲む。

ソンジン:おいお前酔ったらどうするんだ。ゆっくり飲め。

ヘユン:酔いたいわ。 変なこと考えないように。

職員:シン理事。さっきはすみませんでした



ヘユン:さっきだけじゃないでしょ? 前もあったじゃない。なぜいつも大事な時に邪魔するの? なぜこうなるの?



シウが無限動力の時からの宿舎に帰る。




ラウムの声:あなたに必ず勝って欲しいの。




スタッフよりメールが来る。



メール:音源を送った。




それは有名作曲家ダイブのダンスナンバーだった。徹夜で聴くシウ。






スタッフ:もう起きたのか?



シウ:寝なかった。

スタッフ:確かにソロのプレッシャーは大きいよな。おれも近頃寝られない。
前が上手く行かなきゃ俺までお終いじゃないかな?

スタッフ:いやお前が上手く行かないって意味じゃなくて...



シウ:車出せ 事務所に行く



スタッフ:こんな時間に?

シウ:社長は出勤してるだろ



ヒョンウクは社長室にいる。




父親の声:お前の後押しする曲が気に入らないそうだ。投資を撤回するって。


ヒョンウク:AnAのイ・ヒョンウクです。チャン会長に今日お会いできますか?
AnAの投資についてです。 いや ソウルにいるのは分かり切ってる事なのに なぜそんな事を言うんですか?



ヘユンがジェヨンの忠告を思い出す。



ジェヨン:ヒョンウクはあの子とままごとしに会社に戻ったのか?



ヘユン:面倒みるのは当然よ。作曲家だもの思ったよりも才能があったの。

ジェヨン:でもお前が止めるべきだったろ?シウの新曲は会社の死活がかかってるのにユン・セナの曲だと?

ヘユン:なぜ知ってるの?

ジェヨン:チャン会長に会ったんだ。AnAの投資は撤回してうちの会社と手を結ぶと。

ヘユン:まさか

ジェヨン:潰れるに決まってるプロジェクトに金は使えない。当然の考えだろ。

ヘユン:あなたの言う事は信じられないわ。

ジェヨン:じゃあヒョンウクに聞いてみろ。




社長室に向かうヘユン そこにシウも来る。


ヘユン:早いのね

シウ:社長に用があってお先に失礼します。




社長室に入るシウ。


シウ:レオンは100億以上の金をかけて新曲の準備をしているそうだ。自分はユン・セナの曲は辞める。ダイブの曲にして僕にもレオン以上の金をかけてくれ。ユン・セナの曲を一人で歌い舞台を制圧できない。僕にそんな実力はない。歌で勝負できるのは歌唱力のある奴のすることだ。
勝ちたいんだ。ユン・セナの曲が良いのは僕にもわかる。スタジオで録音した瞬間 胸がドキドキしたから。僕が信じられないのはユン・セナの曲じゃなく僕自身なんだ。
ダイブの曲にして下さい。歌と新しいパフォーマンスで勝負する方が僕にはあっている。




ヒョンウク:俺は社長の椅子にただ座っているわけじゃない。お前が後悔するのが分かっていて黙って見ていられない。



シウ:僕も後悔したくないから言うんです。僕の悩みは終わりました。 あとは社長の仕事です。



屋上にいるヒョンウクの元にヘユンが近づく。


ヘユン:やめて正解よ。チャン会長が投資を撤回するって聞いたわ。
彼の好みで曲を決めるのは私もいやよ。でも無視できる状況じゃないわ。
いや それは乗り越えたとしましょう。でもアーティストがいやだと言うなら仕方ない。
スタッフは皆納得するわよ。ユン・セナは衝撃受けるだろうけど。私から話しても良いわよ。



ヒョンウク:僕が直接話すよ。



セナはスタジオで編曲者と話す。



編曲者:正式な録音は他でするんだ。作曲家もついて行く。
ウク社長は歌手を褒めたりけなしたりして200%の力を引き出す。どうしたら出来るのか社長に直接聞いてみろ。



スタジオの外でユン・セナを待つヒョンウク。



セナ:あ!今 社長に会いに行くとこだったの。

ヒョンウク:ちょうど良い。君はどこに行けば気分が良くなるかな?

セナ:今も気分はすごく良いわ。

ヒョンウク:でも普段から行きたかった所があるだろ?

セナ:うーん...

ヒョンウク:こんな所? 漢江に来たことないのか?

セナ:いつもひとりで来たの。だから来る度に次は誰かと来たいって思ったの。
それがおじさんとは思わなかったけど来週の録音だけどおじさんも来るでしょ?
本録音見るのは初めてだからどうしたら良いか社長に聞けって、実際すごく緊張してるわ。
楽しみだけど。


ヒョンウク:ユン・セナ。今からお前にひどい事を言う。 歌は悪くなかった。
商品性を認められないと判断しお前の曲を録音する計画は中止になった。
社長として謝るよ、 決定を覆したことを。俺も自分がこんなひどい社長になるとは思わなかった。



セナ:あー 恥ずかしい。私もうジュホン達に話しちゃったの。でもその話をするためにここ迄きたの? 会社で言う事もできたのに、でも出て来て良かったわ。
今度はタルボンも連れて来て、海が好きだから川もきっと好きよ。 お腹減らない?
私はすごくお腹減ったんだけどラーメン食べない? 今日は私が奢るわ。
買ってくるからちょっと待ってて。


セナは後ろを向いた途端に涙が溢れる。



ヒョンウク:泣くならここで泣け。



ヒョンウクはセナの頬を伝う涙をぬぐい優しく抱きしめる。




ヒョンウクの父親は義母の機嫌を取るためレストランを貸し切りプレゼントを贈る。

5カラットの指輪を見て義母の機嫌はすっかり直る。






ヒョンウクはタルボンに話しかける。


ヒョンウク:タルボン お手! おい 近頃全然動いてないぞ? 運動しないと!




セナを慰めて抱きしめたことを思い出す。



ヒョンウク:あー そんなつもりは無かったのに。

ヒョンウク:なんだ?その眼差しは?



傷心のセナに電話が来る。

(携帯画面 -ケミナム)


セナ:はい 家に帰って来たわ。

ヒョンウク:あー タルボンが話があるって言うもんだから今変わるよ。




ヒョンウク:タルボン! セナだ。セナだぞ 話してみろ。
お前が変わってくれって言ったろ。(小声で)...吠えろ! 吠えてみろ!

タルボン:ワン!!




ヒョンウク:聞こえたろ?

セナ:なんて言ってるか分からないけど?

ヒョンウク:これが分からないのか?!こんなにはっきり言ってるのに?

セナ:ええ

ヒョンウク:いや...曲がダメになったのはお前のせいじゃないから落ち込むなって、聴くと胸がドキドキする曲だったって。

セナ:胸がドキドキしたって? タルボンが?

ヒョンウク:うん ドキドキしたそうだ、タルボンが。

セナ:おやすみなさい...ってタルボンに伝えて。

ヒョンウク:おやすみ...とタルボンが伝えてくれって。



友達がセナを励ます。



またチャンスがあるわよ落ち込まないで。


セナ:落ち込んでないわ 落ち込む時はいつも一人だったのに。今日はおじさんが横にいてくれたから。

セナは優しい抱擁を思い出し心臓がドキドキする。

セナ:ねえ 私心臓おかしい。すごくドキドキしてるの。



ジェヨン:今ケミナムのこと考えたでしょ?それが恋よ。



セナは席を立ちヒョンウクの家へ。



ヒョンウクは電話中。


ヒョンウク:曲を送るから聴いてくれと伝えて、俺の曲じゃない。また話そう。



タルボンが吠えヒョンウクは玄関を開ける。


ヒョンウク:どうしたんだ?

セナ:会いたくて...タルボンに。




ヒョンウク:お前酒飲んだのか? 酔っ払いの面会はダメだ。

セナ:タルボンが大丈夫だって。




ヒョンウク:入れ!



タルボンの耳で遊ぶセナ



セナ:うさちゃんね 可愛いわ。

ヒョンウク:なんで酒飲んだんだ? 落ち込んで?

セナ:ううん 落ち込んでないわ。 おじさんに会ったから。



再びタルボンの耳で遊び


セナ:うさちゃん!




セナはヒョンウクの顔を見つめる。

([泣きそう」の曲)



いつの間にか居眠りするセナをみてヒョンウクは自分の肩を貸す。



シウが電話をしてセナの携帯が鳴る。





ヒョンウクはセナの携帯を取ろうとして動き セナは目を覚ます。






<7話前半 終了>




動画と訳をお借りしました。
 ありがとうございます。