ふとしたことから手にとって、結局1巻から読み始め今年の後半はほぼこのシリーズ読んでました。
手に取った経緯はこちらに書いてます。
平岩弓枝さんの作品を読むのは初めてでしたが、文がとて読みやすい。
内容は捕物帖なので極悪人は出てくるし凄惨な場面もあるのですが御宿かわせみを中心とする登場人物が情に厚くて魅力的。
通勤途中に読むには重くもなくちょうどいい感じでした。
最初に手に取った一冊は実は「御宿かわせみ」シリーズではなく「新・御宿かわせみ 4 蘭陵王の恋」
なので、今までこの巻に至る前の長い長い前段階を読んでいたことになります。
「新・御宿かわせみ」現在読み始めました。
「新・御宿かわせみ」は6巻で完結ということなので終わりが楽しみ。
ですが、すべての話が解決されているわけではなさそうですし、平岩弓枝さんは2023年にお亡くなりになっているので今後気になるところが解き明かされることはないと思うのでどんな形で終わっているのか心配です。
というかですね、「御宿かわせみ」は江戸末期、「新・御宿かわせみ」は維新後。その間の激動の時代に起こった「御宿かわせみ」の主要人物が亡くなったり行方不明になった事件についてはすっ飛ばされちゃってます。
いわゆるドラマでいうところのナレ死状態。
そういう具合だから、はっきりと話が完結ではないんだろうなと予想してます。
読み始めてしまったら仕方がないんですけど、わたしははっきりと終わりまでかかれている話がすきです。
なので、シリーズものだと完結されているかどうかで読み始めるかどうか決めることがあります。
きちんと完結しているかどうかでいうと「鬼滅の刃」はきちんと完結している点が特に素晴らしいと思っています。
おそらく最終話まで決めてから描かれたんだろうな。
後日談のエピソードもほっこりできて◎
大風呂敷をひろげるだけ広げるだけ広げて収集付かなくなって有耶無耶になってしまうのはがっかりです。
少年漫画とか、タイムトラベルものにその傾向が多いような気がします。
きちんと完結して、そのうえでエピソードを追加したいのであればスピンオフ作品として描いてほしい。
「ハリー・ポッター」はそれですよね。
「黄金のエルドラド」っていう少女漫画、ご存じのかたいるかしら?
「エースをねらえ!」を描いた山本鈴美香さんの作品。
とても面白く続きを読みたかったけれど、山本鈴美香さんが宗教活動にいそしまれて(教祖様になった?)中断されたまま。
そのような例は珍しいですがとても残念に思います。
続きが楽しみといえば浅田次郎さんの「蒼穹の昴シリーズ」
たった今、検索したら完結は2026年予定 タイトルは「群青の夢」だとか。
おおーっ、とうとう「龍玉」謎と「天命」の答えが示されるのですって!!
大丈夫なんですか?
現在の中国に天命がないなんて言って中国怒らせたりしないですよね。どきどきしながら発表を待つことにします。

