休憩なしの100分間のノンストップ公演。
緩急はあるもののジェットコースターに乗った気分。面白かったです!!!
評判はよかったものの、久留米だし、チケット高いしなぁ、と諦めていたのですが、ペアチケットが出て少しお安くなったので友人を誘って行ってきました。
その友人、最悪だった4階席にも付き合ってくれた友人で今回は1階席楽しみだと言ってくれてました。
座席は1階やや上手、前方。
久留米シティプラザ、1階全てに傾斜があるから視界良好とても見やすかったです。
うん、この席ならいいな。
ただ、2階になると舞台からかなり距離があるし、高低差もあるので一番前でも舞台が遠い。
これがお安い、3,4階になるとねぇ・・・・。
その公演によって、自分の気持の中で支払える金額が違うので、安くても見やすい劇場が大好き。
博多座や宝塚劇場は、お安い席でもほんと見やすいって思います。
久留米シティプラザ、嫌い嫌いと言いながら、数えてみたら5回目でした。初めに1階席だったら印象が違っていたでしょうね。
とにかく、4階席は衝撃でした。
座席はさておき、この舞台、本当に良かった!
12人全て主役級ですものね。
以前違う舞台でみたとき、一人だけ発光していた柚希礼音さんが目立たなかったもの。
柚希礼音さんが、オーラがないという意味ではないですよ、全員が力量があるから、一人突出してた感がなかったな、ということです。
ひとりひとりが何役もされ、動きも複雑でフォーメーションを組みかえる。
お稽古が大変だったという話に納得です。
ストーリーは、9.11の同時多発テロによりアメリカの領空が閉鎖。
ヨーロッパ方面から飛んできた飛行機が、カナダのガンダー空港に計38機の飛行機が降り立ち、飛び去るまでの5日間の出来事。
青空に聳え立つビルに飛行機が突き刺さる光景は衝撃的でした。
このドラマのようなことが、しらないところで、まだまだたくさん起きていたのでしょうね。
先日の「リア王」も良かったけれど、こちらもすごく良かった。
演じられている人も大変だけれど楽しいだろうなぁ。
観るのも楽しいけれど、演じている人が一番楽しいと思うんですよね。
はぁ、生まれ変わったら舞台俳優になりたいわ・・・なんてね。
みなさん、本当に良かったですが、もりくみさんが、とても優しくしっとり歌われていてこんな歌い方もされるのねと驚きました。普段個性的な役が多いですからね。
あと、今さらですが、浦井さんの声、やはり甘くて好きだな。
終演後、すぐにスタンディングオベーションで拍手が鳴りやまず。
何度も「本日の公演は終わりました」のアナウンスがされても鳴りやまなくて、どうなるかと思ってましたが、最後におそらく咲妃みゆさんが、終演とお礼を告げる挨拶をされて、やっとしずまりました。
みなさんお疲れでしょうし、夜もあるしね。
あのアナウンス、用意されていた録音ではないと思うけど、どうなんだろう。
とにかく、拍手が鳴りやまない、それくらい良い舞台でした。