佐賀藩 雄藩への道 | muchaholyのブログ

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100名城スタンプ帳。
名護屋城で久しぶりに押したら、また、押したい気持ちが沸き上がって近場のお城に行ってきました。
佐賀城本丸歴史館。
 

 
佐賀城本丸跡に、佐賀城本丸御殿が復元されています。
鯱の門(こちらは当時のまま)をくぐって中に入ると本丸御殿の建物があります。
 
平屋建ての建物で中は、45mの畳敷きの廊下や、320畳の大広間などが広がっています。
訪れた日は、かなり暑かったのですが、中は空調も効いていて涼しい。
靴を脱いで畳を歩くのでとても気持ちが良いです。
 
平日なので、ほぼ貸し切り状態。会うのは、巡回しているガードマンのおじさんだけ。
何回も同じおじさんが来るんですけど、「いや、誰もいないからといって、悪いことはしませんよ。そんなに来なくてもよくない?」という気分になりました。
 
ゆっくり中の展示物を見て過ごしましたが、いろんな体験展示もあって、面白い。
 
明治を作った有力な藩として、薩長土肥という言葉がありますが、ここで初めてその意味に納得。
薩長土まではわかるんですが、なぜに肥(佐賀)???って疑問だったんですよね。失礼あせる
 
展示の中で「雄藩への道」って動画がありまして、それを見て納得。
佐賀藩と福岡藩が、1年交代で出島の守りを請け負っていたそうなんですが、数々の外国船の来航を受け、危機を感じて、初めて大砲を作ったのが佐賀藩なんですって。
 
鉄を溶かして鋳造するための反射炉を作ったのも、佐賀藩が初。
すごくないですか。 
 
展示された絵の中に、蒸気機関車のひな型を作って庭で走らせているものもありました。
科学技術の研究に力を入れていたんですね。
日本で初めて医師免許制度を作ったのも佐賀藩とのことです。
 
科学技術で当時の先端を行く藩だったのですね。
 
はなわの歌でも佐賀って、何もないように歌われちゃってますけど、佐賀の何がだめって、アピールが下手なとこだと思う。