エマージェンシーコントロール

とは あたしが勝手に付けた

名前です  簡単に言えば

危険に対しての事前準備

と言うことでしょうか

 

危機管理と言っても

いいかもしれません

 

最近の車は

エマージェンシーブレーキや

スマートブレーキといったような

装備がついているでしょ?

 

私たちマヒーズ(麻痺)

も同じなのです

万が一倒れたら

どうすればいいのか?

そういうことを事前に

確認しておくことです

あたしは装具&杖を使って

歩けるようになってからは

いつも転ぶことを前提に

考えていました

 

消極的な意味ではありません

 

いろんなところを歩く

いろんな形で歩く

いつか必ず実行してやろうと

思っていたからです

だから転ぶことを前提に

考えておいた方が

安全だと思ったのです

 

私は左麻痺ですから

最もまずいのは

左方向への転倒です

この場合 どんなふうに

体を捻って身体の右サイドから

地面に接地するか?

万が一ダメな場合は

どこを守って

 どの部分を犠牲にすれば

最小限のダメージですむのか?

今 仮にこの場で転倒したら

一人で対処できるのか?

考えておくかどうかで

大違いです

 

リハビリ病院では

なかなか転倒に対しての

訓練をする事はしませんし

詳しく教えてもくれません

転ばないで!の一点張りです

(他の所をあたしが

知らないだけかもです)

でも 仕方がないのです

病院や療法士さん達も

万が一の事故や怪我の

発生は怖いのです

責任問題だと暴れる

クレマーさんもいます

致し方ありません

当然のことだと思います

 

人によっては床から

立ち上がることもできません

当時のあたしも床から

立ち上がるなんて事は

夢のまた夢でした

そんな人に危機管理と

言ったところで時期尚早

なのかもしれません

でも 立ち上がる方法や

そこから退避する方法

助けを呼ぶ方法など

ありとあらゆることを

想定しておかないと

実際にそうなった時に

困るのは自分なのです

 

なんとしても頭を守り

なるべくお尻や背中など

から接地する

万が一転倒しても

とにかくダメージが

少ないことが大事です

この事は歩く以上に

考えていたことです

 

リハビリ病院を出所後

近くの公園で毎日リハビリを

していました

少し坂になった

芝生のところがあり

そこで毎日

エマージェンシー・コントロール

の訓練をしました

嫁君や療法士さんが見ると

卒倒しそうなことも 

やっていました (笑)

通りがかりの人が心配して

声をかけてくれたこと

もありました

めんどうなオヤジです 口笛

 

でも この訓練のおかげで

その後 何度か転倒しましたが

大怪我には至っておりません

どんな場合にバランスを

崩しやすいか

何処にミス荷重すると

転倒しやすかいも

なんとなく理解できる

ようにもなりました

 

転ばなければ一番良いのです

わかってますビックリマーク

でも 繰り返しになりますが

転ぶ事が有ると考える方が

大事なのです

 

万が一のために

事前に準備しておくっコトは

転倒だけじゃないでしょ?

お金だって お水だって お米だって

トイレットペーパーだって

そうでしょ?(笑)

備えよ常にです!!


人それぞれの麻痺の度合いや

年齢によっても違います

自分にあった独自の

エマージェンシー・コントロール

を入浴の時と同じ様に

シュミレーションして

繰返し再考・訓練しておいても

損にはなりません

そして

頭でどんなに理解していても

身体で覚えなければ

イザというときには

ダメだと思います

転倒なんて一瞬です

だからこそ膨大な時間をかけて

エマージェンシー・コントロール

なのです

あたしは布団を何枚も重ねて

わざとバランスを崩し回避する

訓練も何度もしました

はたして大袈裟でしょうか?

一度 じっくり考えてみては?

療法士さんと相談してみるのも

あしは良いと思います

 

935-0930さんがブログの中で

リハビリ病院を出た後に

転倒してしまい骨折したと

書いていらっしゃいました

麻痺した時よりも

骨折で歩きに大きな

影響が出たと書いてあります

まさにその通りです

せっかくリハビリで

良くなったとしても

怪我をしてしまえば

元も子もありません

 

何度も言いますが

転ばなければ良いのです

でも 転ぶ場合も想定して

おかなきゃ いけないのです

何度も しつこい野郎ですね^^;

長くなりましたが大事な

ことなのでまとめます ^^;

 

① 最も転倒してマズイ方向の

        確認と対処法

② リカバリー不能な際の

         受け身方法

③ その場からの

        立上りと退避方法

④ 怪我や動けない場合の

        連絡方法

⑤ 転倒予知の確認と認知

 

 

今回のお話は

転ばぬ先の杖でした

マヒーズ(麻痺)

の皆さん

怪我の無いよう

にいきましょう

痛いのは

自分だけじゃ

ありません

まわりも

痛いのです ^^;

ですから

ご安全に!!

 

ある意味 健常な方も

同じですよ~~

コケる時は

コケます(笑)

エマージェンシー・コントロール

してねぇ~~~

 

 

まだまだ続きます

 

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