脳卒中系のブログや日記はとても真面目です
発症後からリハビリの様子そしてその成果を見ることの
できる本当に真摯なものが多いです
当たり前ですよね みな真剣ですもの!
あたしも入院中は救われた一人ですしね
勿論 五年間のリハビリの様子を
あたしも綴っていくのですが現実は微妙です
だからこそ少し恥ずかしい事や
馬鹿なことも書いてみます
どんなふうに感じ どうなったのかを
正直に書くこともアリだと思うからです
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平成24年の寒い冬の朝 その日は娘の誕生日でした
あたしはいつもと同じように起きて
仕事に出かける準備をしておりました
えええぇぇぇ~
なんだこれ!!!
いきなりでした
顔の左半分がさーっと血を
抜かれた様な感じの直後に
あって間に痺れました・・・
「こりゃ~ただ事じゃない!!」
脳出血だと直感しました
あたしは嫁君を呼んで
病院行く宣言
普通なら救急車をお願いするべき
なのにアフォなあたしは
かかりつけの病院にまず電話で相談
「すぐ来てください!」
軽く絶叫の看護師さんのお答えです
ここでアフォなあたしは
タクシーを呼んでました
救急車なら救急車と・・・
その頃は顔以外は問題もなく
普通でした
まぁさすがにマイカーを
運転してまで行こうとは
思いませんでしたが ^^;
タクシーが来ました
自分で靴を履いて歩いて行きました
(その後、靴を履くのも
左手でカバンを持つのも
できなくなることなんで
知る由もないわけです)
病院の場所を運転手さんに説明して
軽く冗談混じりで会話してたんです
激変は病院についてタクシーを
降りるときに起こりました。
料金を払って降りようとすると
そこにあるセカンドバックが
左手で掴めないんです・・・・
右手で持たせても
すぐ落としてしまう・・・
もう何が何だかわかりません
なんとか無理やり持たせて
ドアから出ると
大転倒です
何が起きてるのか意味不明です
これで大出血したのかもね~
あげくに立ち上がれない!!
仰向けでもがくカエルさんの
様だったかもです
運転手さんも心配して
助けてくれるのですが
全くダメです
近くにいた初老の夫婦づれさんに
「イヤね朝から酔っぱらいかしら」
的な視線をなげかけられた事を
今でも鮮明に覚えています
何度も引っくり返りジタバタ
していると嫁君の大絶叫
「パパもう動かないで!!」
看護師さんがストレッチャーを
持ってきて私は病の人となりました
あの寒い冬の朝から
あたしの人生は一変しました
そしてその後5年の
月日が経ちました
同じ病で同じ障害を
持つ方も多いでしょう
不安と行く先の見えぬ恐怖
は絶望をよびます
でもあたしは今何とか生きてます
5年間を如何に過ごして来たのか
綴っていこうと思います
これからの病院のこと
リハビリのこと
退院後のこと
血圧のこと
中性脂肪のこと
ダイエットのこと
仕事のこと
旅行のこと
便利グッズのこと
そして明日のこと
同じ病気や障害を持つ方
介護やヘルプをなさって
おられる方
健常な多くの方
色んな方の僅かでも
灯火になればと思うのです
あたしの5年間を
少しずつ語りますので
どうぞ おつきあいのほど
よろしくなのです m(_ _)m