夏(いのち)の終わり ～シュール＆ダークに～

（9/9更新）

（9/25更新）

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今日から９月。

まだ暑いながら、夏の終わりを感じる。

ふと思った。

夏を表す 向日葵。そして蝉。

夏の間、黄色鮮やかな大輪で

人目を惹く向日葵だが、

今や多くは枯れ、朽ちた悲しい姿を晒している。

それに、たくさんの蝉が成虫になって鳴き、

夏の短い間に命を終えていく。

地面に転がる、命終えた蝉の骸…。

向日葵は枯れ、蝉は命を終え、

夏は終わっていく。

これまで、綺麗な向日葵はたくさん撮り、

いくつかフォトアート化したりで載せたが、

枯れた向日葵、骸となった蝉、

それらを撮り、「夏（いのち）の終わり」として

シュールなテイストでフォトアート化しようと。

ホラー好きでもあるので、

ダーク入った仕上がりになってますが、
シュール美、ダーク美、です。

　※蝉の骸を載せます。苦手な方、ご容赦を。

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まずは、枯れ向日葵から。

撮ったフォト素材を加工し、

枯れ感、朽ち感、シュール感をより演出。

３枚で構成し、メッセージ入れたもの。

そして、各フォトアート。

大きな向日葵は、枯れが進み、

大きくうな垂れ、太い茎が折れたものもある。

周りの花弁が落ち…。撮りながら、

スタートレックのエンタープライズ号を連想^^

モノトーンや赤を入れ仕上げ。

右下の黒い点々は蟻。

葉を千切り巣に運ぶのだろう。

次に、蝉の骸。

地に落ち、風に転がり、虫に食われ、

やがて消えて無くなる…。

３枚を並べたバージョン。

猛暑の昼間。強い陽射しにコントラスト強く、

骸が焼けそうに転がっていた。

虫たちに食われたのだろう。

ほとんど羽根だけ残っていた。

まだ全身残っているが、大小の蟻が集る。

これも、いづれ羽根だけに…。

・・・と、

枯れ向日葵や蝉の骸を撮り、
「夏（いのち）の終わり」という作品を作ってみた。

これらフォトの他、もっと朽ちた向日葵や、

地面に落ち、もう体は動かなくなったものの、

まだ目に生がある蝉や、色々と撮った。

草木、昆虫、動物、そして人間。

命あるものに訪れる死。

蝉は短命（成虫後）だけれど、

自然スケールから見れば人間も短命。

…など、思い巡らせの制作でした。

　　　　※今回の作品、大きい画像を、Google＋に載せました。
　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　＊

あなたの今夏は、どんな夏でしたか？

秋を、冬を越え、春へ向かい、

そしてまた、来夏へ。

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（9/25更新）

訳あって追加します。

何か予感はしつつ、

このテーマでギャラリーを作ったのは、

虫の知らせだったようです。

これについては、また何れ。