こんばんは、村田です。今年も気がつけば年末ですね。今の会社は1月〜12月が年度の期間なので、今が年末でもあり、年度末です。少し振り返りをしたく、ブログをしたためました。


長文になるので、ご興味がある方だけ見ていただけると幸いです。


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今年は1月から会社が「電通総研」に統合され、80人位の会社から3000人規模の会社になりました。コンサル部隊も様々な人が増え、刺激的な1年になりました。


もちろん厳しい面も多々あります。「電通」という名前は重く、お客様の期待値は非常に上がりました。弊社は事業会社の中途採用が多く特に製造業に対しての深い知見と支援に強みがありましたが、電通が得意とする「プロディース」能力も必要になってます。


サステナビリティのテーマでは売上を立てるのを苦労しました。何が提供価値なのかを考え、サービスを作り、提案を重ねて提案内容や伝え方を改善することもしました。ご支援の案件をしながら今年だけで40社ぐらいの企業様へディスカッション、ケイパ紹介、提案をしてきました。その中で企業様だけではなく、地方の課題と企業をどのようにつなげるか考える機会にもなりました。


私個人でも地方自治体のサステナブルテーマの案件を公募で獲得しながら、ただ求められる支援をするだけでなく、他企業や業界との繋がりが得られるような支援も意識するようになりました。一言でいうと「スケールするかどうか」ですが、収益面だけではなく影響力の観点でも繋がりを作りはじめてます。


電通総研になりサステナビリティのテーマでのグループがまとまりはじめ、各チー厶のケイパビリティも連携を始めてます。ただそこも一足飛びにならない苦労があります。電通グループでは「インテグリティ」の言葉が重要視してますが、異なる価値観やスキルを持ったメンバーが連携するにはインテグリティに示されるような誠実性が何より大切と、統合のなかで痛感もしました。


誠実性とはただお互いに優しくするだけではなく、チームとして前に進める発言を重ねる事だと気づきもありました。時にチームのために排他的な言葉を使わずに、厳しく求める事を発言するのも大切です。この考え方はお客様のご支援にも通じます。以前まであまり強い言葉で求める事を苦手としてた自分に対しても悩みながら言葉を選び進めて来ました。日々、インテグリティのあり方は改善したいと思います。


来年度はサステナビリティのサービスをより多様なものにしながら、お客様への提供価値を最適なものにする努力を続けたいです。社外パートナーの方も巻き込み、これまでにない座組を作るプロディース力も深化させたいとも思います。


このように振り返りながらでありますが、年末には今までにないサステナビリティのテーマでの案件を頂いてます。こちらも、気を抜かずしっかり貢献していきます。


目の前の仕事と、将来の体制構築準備、双方で進めていきます。自身の決意表明ということでブログにしました。


引き続きどうぞ宜しくお願いいたします。


村田大河