昔綴じたファイルを見ていたら、面白い物が出てきました。

 

大坂 MASH が 1998年に 完全復刻した VIET NAM GOLD TIGER STRIPE 製品を掲載した A4サイズ リーフレット です。

カタログ とか パンフレット とか言いたくなりますが、1枚の紙の表裏に印刷されているので やはり リーフレットの方が正解でしょうネ!

こちらは、中表紙                                       98年版 完全復刻 NAM戦 GOLD TIGER

レプリカとは云え 今では、コレクター垂涎の品ばかりが載ってますナ~

 

当時 販売された品のサイズ表と注文書

 

 

 

◎ マッシュ 復刻版 タイガーストライプ の 歴史

MASH CO. では、過去 3度 NAM戦で使用された タイガーストライプ を 復刻しています。

製作年は、それぞれ 1996年・1998年・2000(1999)年になります。

96年と98年は ゴールドタイガー を、 2000(1999)年は シルバータイガー を復刻製造しました。

(最初に紹介したリーフレットは年度からすると、2度目に製作された物のですネ!!)

96年と98年の MASH 復刻 GOLD TIGER SHIRT の ラインナップです。

 

初回(1996年)制作分は『1966年 APA(在日米軍物資調達本部)発注モデル』で 2度目(1998年)の制作は『1966-69年 APA(在日米軍物資調達本部)発注モデル』を再現し製造。

96年は、US Model のみのモデルアップで 迷彩柄は後の98年製作時に TypeⅠと呼ばれた 黒以外のプリント柄 茶と緑がゴールド色に変色/脱色したさまが密林の王者『タイガー』を連想させ、コレクター間で人気のあるパターンにしました。

次回 98年のモデルアップ時には、US Model の他 Asian Model と云うのも 製作されました。

大坂マッシュの説明では、NAM戦時 メジャーなタイガーには米軍兵士向けに制作された『US Model』と、主としてCIDG(ベトナム山岳民族から編成された部隊)隊員向けに制作された『Asian Model』の2種が存在した。『Asian Model』は『US Model』に比らべアジア人体系に合うよう若干タイトな設計になっていたとあります。

迷彩柄も、先の TypeⅠ 以外に TypeⅡという マニア間では沖縄タイガーと呼ばれ人気も高く、ベースであるグランド色が『Type I』に比較しより黄土色に近く 洗濯による脱色 紫外線による変色により黒は濃紺に グリーン 茶はグランド色の黄土色に同化していくパターンも使用され販売されました。

ただ98年版で USモデルには、タイプ1とタイプ2の2種の生地を使用し製作されたのに対して アジアンモデルの方はタイプ2のみの製造になりました。

 

●MASH 複製タイガー 各モデルのシャツで簡易的に見分ける方法としては、サイズのラベルや印字を見る事によって 大体の判断が可能なようですヨ!!

初回(96年)製作のは、サイズが白いラベルで縫い付けられてます。

 

98年の US Model TypeⅠは、黒インキでサイズのみ印字。

 

98年の US Model TypeⅡ は、サイズの下にUSの文字が入った印字。

 

98年の Asian Model TypeⅡ は、サイズの横にAの文字が入った印字。

 

なお、パンツの見分け方は省略させてもらいますネ。(手抜)

 

 

次のリーフレットは

2000(1999)年に製作された SILVER TIGER の 完成前 予約受付の リーフレット です。

販売開始後に出たカラー版のリーフレットも有るようですが、私は持ってません。

 

こちらは中表紙

 

最終(2000年)制作分は、前2回分よりも前に支給された『1964-65年 APA(在日米軍物資調達本部)発注のシルバータイガー』を復刻。

当初99年度版として計画されましたが、製造が伸びて 2000年の販売になったと記憶してますが間違っていたらゴメンナサイ。

シルバータイガーも98年版同様、迷彩柄がタイプ1とタイプ2の2パターンの生地が製作されました。

TypeⅠ- 全体にモノトーンに退色する『Type I』の色調が『シルバータイガー』と呼ばれる由来であり、NAM戦タイガーを代表するメジャーパターン。

TypeⅡ- 黒ストライプ部が濃紺に退色する『Type II』。『シルバータイガー』では若干マイナーな色調だが、それだけにタイガー好きの間では人気のあるパターン。

 

MASH 復刻 SILVER TIGER SHIRT の ラインナップ

 

ただ、2000年版は 98年とは逆に US モデル は TypeⅠのみで アジアンモデルの方が TypeⅠ・TypeⅡ の2パターンで製作されました。

 

●こちらも、簡易的な見分けはサイズのラベルや印字で可能です。

US Model TypeⅠは、USの横にサイズ表示の印字。

 

Asian Model TypeⅠ は、Aの横にサイズ表示の印字。

 

Asian Model TypeⅡ は、上だけ縫われた白ラベルでAの横にサイズが入ってます。

 

 

次は

98年製作のゴールドタイガーと同じ物ですが、今から10年程前の 2013年6月にMASHの保管在庫から一部を放出し 蔵出 販売された時に 商品と一緒に同梱された リーフレット になります。

大きさも 当時版のA4サイズではなく1周り位小さいです。

販売価格が修正され、2013年での値段に変更されてます。 

シャツとパンツ以外が参考品と表示されてるのが分かりますか?

 

 

残念ですが さすがに製作から25年以上経った今、残反で新規にタイガーストライプのシャツやパンツが生産される事は無いと思います。 まぁ、他社19〇1さんみたいな新たに当時同様な生地を製造し直せば別ですけどネ~・・・でも値段が~叫び

 

 

MASH 復刻版 MA-1 64モデル の チラシ も出て来ました。↓