Victorinox Centurion Green ( 0.8453.4 ) | 無芯のブログ

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Swiss Army Knife  VICTORINOX ( ビクトリノックス ) センチュリオン の グリーン 色 です。
Item No. 0.8453.4
緑色グリップパネル ( Green scale )の センチュリオン が、存在してるのは 何となく聞いていたのですが たまたま、手に入れられる機会が有ったので入手してみました。
製造時期は、2000年頃の品かと思われます。 残念ながら、 販売 時に収納されていた 箱 は付属してませんでしたヨ。
イメージ 1
センチュリオン が最初に製造された時期は不明ですが、 同型 の オランダ軍 ポケットナイフ として 採用されたのは、1993年 です。
オランダ軍 では、1992年まで スイス軍 と同じ 93mm の ソルジャー ( アルミハンドル ) タイプ を 使用してましたが、欧米人にはやや小さい感が合ったのか より使い易い 軍用ツールナイフ を求め  メーカー に 111mm ハンドル での 製作 を 依頼し 完成させたのかもしれませんネ!!
それ故、大きくなっても付属しているツールは 旧ソルジャーナイフ と同じものがセットされてます。
センチュリオン は、その 軍納入ナイフ を基に 民生用 として販売された物ではないかと思われます。
 
イメージ 2
各ツールが分かるように出してみましたヨ。
付属ツールは 現在 市場に出回っている 黒色 の センチュリオン と同じです。
 
※追記
0.8453.4 の 番号が判る 専用 BOX 付きの 画像 が ネット に有りました。
箱の表面 バーコードと共にアイテムナンバーが 表記されてますヨ!!  (ネットから拝借した画像)
 
メインブレード 根元の刻印 ( TANG STAMP ) です。
イメージ 3
VICTORINOX
SWITZERLAND
 
イメージ 4
反対側には、ドイツでの ライナーロック の 実用新案番号 が刻印 されてます。
DE-GM
9305297
 
イメージ 11
ライナーロック方式
本体から メインブレード を引き出すと、 板バネ がズレて ブレード根本に ロックが掛かり 作業中 不用意に 刀身 が動かないよう 固定 される構造になってます。
解除する場合、ロックしている板バネを ブレードが動く位置まで押し込みます。
因みに センチュリオン では、メインブレードの他に 栓抜ツール にもこのロックが付いてます。
 
ただ 現在 市場にある センチュリオン と 緑Ver は板バネの大きさが異なってます。
イメージ 5
左が 今回の 緑グリップで 右 が 現在販売中の 黒グリップ
赤線で示したように ロック&解除 用の 板バネが 昔のは出っ張りが少ないですが最近 の 改良版 では この様に大きくなり 押しやすいように 変更されたみたいですネ。
 
イメージ 6
大きめになった 板バネ には PRESS の文字が刻印され より分かり易くなってますが
 
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旧タイプ 緑のセンチュリオン は小さい上、文字は無いです。
 
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グリーン と ブラック を並べてみました
アイテムナンバーの下一桁番号がスケール色の違いになります、3は黒で4は緑。
(ここに↓アイテムナンバーの説明が有ります)
ブラック スケール の方は、ビクトリノックス ジャパン の 日本正規品 で 2010年 頃に買った物ですヨ。
こう見ると、 グリーン スケール の方の色味は 軍用 の OD ( オリーブドラブ )ぽく見えますネ!!
 
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緑グリップ には ドイツ での特許 DE-GM が入ってますが 日本正規品 の 黒グリップ には、その刻印が入ってません。
 
イメージ 10
以前紹介した↓ンチュリオン型の元!? オランダ軍 の DAK ( Dutch Army Knife ) 1993 も 一緒に並べてみました。
 
最後に、残念な話ですが Victorinox Centurion は 2017年 に 名前 が 廃止 になりました。
現在は 本体 の グリップパネル を スイスアーミーナイフ の 基本色である 赤 に 変更 し 名称 を Centurion ( センチュリオン )から Adventure 0.8453 ( アドベンチャー ) へ 変えて 販売されてます。
それに伴い、スライドロック の付いた 旧 アドベンチャー 0.8953 は 製造終了となりました。
センチュリオン 名の品は、市場在庫 のみとなりますので 入手はお早めに。