ビクトリノックス スイスアーミーナイフ
レンジャーグリップ 56 の OD Ver です。

というのは ウソで~す。 Victorinox RangerGrip 56 Green/Black
レンジャーグリップ56 では、この OD/Black グリッププレート の付いたモデルは 通常 販売されてないようです。 ( カタログ には設定があるみたいなんですけど!!)

一般に 販売 されてるのは、↑ こちらです。 ( ただし、日本 未発売 )
ボックスの蓋に、アイテムナンバーの入ったラベルが付いてます。
0.9663.C Swiss army Knife Victorinox RangerGrip 56 Red/Black
2015年 の VICTORINOX カタログに載っていた RANGERGRIP 56 の写真です。
アイテムナンバー の 0.9663.C は、紙箱入り で販売されてる物に対し 0.9663.CB1 の方は、中身の見える ブリスターパック で販売されてるという事ですヨ。(中の本体はどちらも同一品になります)
専用ポーチ の 番号 が、 45 になってるので・・・・
因みに、こちらが 指定 の レンジャーグリップ 用 ミリタリー ポーチ 4.0837.4 です。
Hunter Pro や レンジャーグリップ などの 130mm タイプ の ナイフ を収納 出来ます。
↓このパウチ は ここで紹介してますヨ。
同社で似たような ミリタリーポーチ 、 4.0822.4 も有りますが ニューソルジャー や アウトライダー などの、 111mm タイプ 用なので レンジャーグリップ には長さが短く 使い辛いため 注意が必要ですヨ。

展開するとこんな感じです。 ( 栓抜き 出し忘れた~)
56 は、ナイフブレード が サムホール の無い ストレート刃 。
通常 ワイン の コルクを抜く時に使う コルクスクリュー 部分には、軍隊 で支給されてる ポケットナイフ にセットされてる プラスドライバー ( フィリップス スクリュードライバー ) が付いてる仕様になってます。
RangerGrip 56 の ツール構成は 軍用 ぽく 気に入ってるのですが 私自身 ハンドル の 赤色 スケール が好きじゃないので 樹脂ハンドル交換 しようと思ったのですヨ!!
早速、グリップパネル を外してみます。

まず、グリップに装備されてる ピンセット と 爪楊枝、ランヤードリングを取ります。

次に プラスドライバー を起こし作業をし易くします。

そして ナイフなどの工具で、付いてるグリップを浮かせながら抉って外します。
写真は、100均で買った もんじゃ焼 用 の ヘラ を使ってみましたヨ~

外せました~


反対側も同じ様にして外します。
レンジャーグリップシリーズは、ボタン式ライナーロック を採用してます。
ボタン部分 クロスアンドシールド ( ビクトリノックス マーク )が ツール本体側に付いているのが分かりますか?
この マーク を押すと、展開した メインブレード を収納する事が出来ます。
なお パネルを取付ける時は、本体のリベット3カ所にプラグリップ内側の穴が合うように注意して装着します。
それと、手の力だけでは上手く付かないため 新しいスケールを仮組した状態で バイス(万力)にて挟み込むように締めていくと 本体とグリップ間が すき間無く キレイに仕上がりますヨ。

用意したのは、修理 交換用 に販売されてる この スケール と呼ばれる パーツ
Victorinox Swiss Army Knife Scale 130mm Green/Black
です。
因みに この色のグリップが付いてる標準モデルは、現在 波刃の付いた RangerGrip 178 と 179 だけ ですが レンジャーグリップ としてのスケール規格は 皆一緒なので、他のモデルでも取付可能ですヨ!!
Scale Change !!

装着手順 は省きましたが、 スケール交換 した状態 の RangerGrip 56 がこちら↑です。
victorinox 130mm RangerGrip scales change
これで、アイテムナンバーが ノーマル の 0.9663.C から 0.9663.C4 に変わりましたヨ~
Red/Black グリップより Green/Black の方が落ち着いていて良い感じに変わりましたネ!!
何となく ミリタリーモデル っていうような雰囲気になり どこかの国の軍隊が 官給品 として 支給 してても おかしくない色合いになりましたゾ~


ツールを展開した状態。 (今度は 栓抜き も出したゾ~)

反対側です。
以前、ビクトリノックス の ニューソルジャー を紹介した時
ニューソルジャー 対 ニューレンジャー ←その時の記事
に比較した Wenger Ranger 178 と比べてみます。

上が Wenger Ranger 178 で 下が 今回の Victorinox RangerGrip 56 です。
Wenger では 2007年に Ranger 56 を 発売しているので ビクトリノックス レンジャーグリップ56 の 元祖と云えるでしょうネ。 ( 写真の Ranger178 は 2008年 発売)
Victorinox RangerGrip 56 は、 2014年 発売。

左が Wenger Ranger 178 で 右が Victorinox RangerGrip 56 。
グリップ幅は、178 が 25mm位で 56 は22mm位となり Victorinox の方が細身です。
おそらく、どちらも 元々 Wenger 社の製品製造工場だった場所で組立されてる商品だと思われます。

グリップを変えるだけでも、イメージが変わりますネ~

(但し、破損時は メーカー保証が受けられなくなる可能性があるので やるのは自己責任ですゼ~)