
ビアンキ 社の M66 ホルスター です。
BIANCHI M66 HOLSTER
左右兼用式で、両サイドにベルトループが付いてます。
米海軍特殊部隊 ネービーシールズ で1970年にテスト使用されたのが初めらしいですネ!
その後は、主に 米軍 の MP ( Military Police ) 軍警 内で使用されてたようですヨ~
上部フラップ部が回転して、銃本体を出し入れする独特なタイプのホルスター。

拳銃を収納している時のポジションは、↑の位置にします。

こちらは前後の写真です。

ホルスター内部です。

左右のベルトフラップ裏に刻印が有りました。
どちらにも BIANCHI M66 PAT.#3,688,953 と入ってます。

上部フラップは、DOTボタン留めなので 取り外しが出来ます。
因みに、ボタンは真鍮の地色になってますが、元々は全て黒色で塗装されてました。

米軍の US マークが入ってます。

フラップの内側です。

フラップの天辺部分。
左右兼用なので両方にUSマークが入ってるのが分かります。

このホルスターには全て、取り外しに方向性のある DOT Button が使われてます。
ボタンを外す場合には、赤の矢印で示したヘコミの有る部分から取り 装着する場合は、ヘコミと反対側から取付ます。
次に ホルスター 本体 です。
M66 と云っても 小型 リボルバー の S&W M66 をいれるのでは無く、このホルスターには M1911 もしくは M1911A1 など GOVERNMENT ガバメント 系の 拳銃 を収納するようです。
フラップを取った状態で入れてみました。


フラップ内でどの様に納まってるかが分かりますネ~
使用方法は・・・

フラップを起こし拳銃をホルスターから抜きます。

フラップを起こした上部の写真です。

ホルスター の 左側 に 孔 ( あな ) が開いてます。
これは、ホルスター収納時にガバメントのマガジンキャッチを不用意に押して 弾倉の脱落を防ぐ役割が有ります。


ベルトループには、ミリタリーポリスの黒革ベルトの他に軍用のピストルベルトも通す事が可能ですヨ~

米軍のガバメント用ホルスターって、今でも M1916 型のは良く見ますが M66 は マイナーなせいか、ほとんど見掛けないですネ~!!
