解放军 56式冲锋枪 胸挂式弹匣袋
人民解放軍 56式小銃 用の 胸掛式弾倉袋 です、 一般的に AK チェストリグ と 呼ばれてますネ!!
リグには、AKマガジンを中央に3本、その両脇にハンドグレネードが1個づつ、さらにその脇には ライフル整備時に必要な携帯掃除用具と注油缶、応急処置用品を入れる事が可能です。
比較的安価で販売されてるので、AK系のトイガンを持ってる方は大体このチェストリグも 所有されているんじゃないかと思います。
今回、60年代・70年代・80年代のチェストリグが手に入ったので それぞれ見てみます。
最初は60年代です、 一番上の写真が表 こちらが裏面の写真です。
印字部のアップ。
五六式762冲锋枪
弹匣袋
962六六年度制
NAM戦ロットの1966年製という事が分かります。
66年製のリグは、左側端にある応急用品を入れる部分がまだ 防滴仕様になってません。
代わりにOD色のビニールシートが付属しており、これに応急用品を包み濡れないようにして携行したみたいですネ~
試しに チェストリグ各ポーチへ、中身を入れてみました。
正面からだと分かり辛いので、上方から見てみます。
左から、ファーストエイドキット・手榴弾・マガジン×3・手榴弾・クリーニングキット&オイル缶 となります。
手りゅう弾の入ってる場所には、別途 弾倉へ装填出来るようにバラの弾を入れておく事もあるようですネ!!
次は、70年代です。
形状は、60年代のと基本的に変わりは有りませんが、細部に違いは見られます。(違いは後に)
印字部のアップ、 少々薄くなってますが判読は可能です。
一番上に 五六式冲锋枪弹匣袋 って入ってます。
NAM戦・終戦直後の1976年製ですネ!!
76年のリグは、救急用品を入れる左端部分のポーチ内側が ビニールコーティングされ防滴仕様になってます。
何年頃の製造分から、このビニールコーティングverになったんでしょうネ!?
(因みに、中田商店で売ってた71年のリグにはコーティングされてました)
こちらのリグにも、中身を入れてみました。
やはり分かり辛いので上から見てみます。
左から、ファーストエイドキット・手榴弾・(マガジン×3省略)・手榴弾・携帯クリーニングキット&オイル缶です。
ファーストエイドキットは年代的に 63型 三角巾急救包 が良いのですが 古過ぎて入手が難しいため、現用? 82型 三角巾急救包 を代用してます。
最後に80年代のリグです。
こちらも形状は、60年代のと変わり有りませんが 細部の相違はあります。
印字部のアップです、 五六式7.62毫米冲锋枪 弹匣袋 って入ってますネ~
こちらは1981年製。
70年代と同様、左端のポーチ内側には ビニールコーティングがされてます。
こちらにも、ポーチ全てに中身を入れてみました。
左から、ファーストエイドキット・手榴弾・(マガジン×3省略)・手榴弾・携帯クリーニングキット&オイル缶です。
因みに 60年代からの共通ですが、右端のポーチ内側には携帯クリーニングキットが固定出来るように仕切られてます。
これにより、金属製のオイル缶を入れていても、擦れ音がしませんヨ~
以下は年代別リグの相違点です。
リグのショルダーストラップです。
66年製は先端に先金が付いてますが、70年・80年代の物は省略されてます。
サル革 ( ベルト通し )は、60年・70年台の物は天然革を使用してますが 80年代は 人口皮革が使用されてます。
リグ端のショルダーストラップを留めるDカン部分の縫い方に違いが有ります。
ショルダーストラップのリグ本体への縫い込みに違いが見られます。
リグを固定する時に背中で縛る綾紐です。
66年製だけが、ほつれ止め防止に先端が折り返して縫われてます。
安価と云ってもショップによって値段はまちまちなんですが、色々見てみて 中田商店 の1,300円 というのがお買い得でしょうネ~
(中には中田さんから仕入れて、倍位の値段で売ってる業者もいるようですヨ!)