マルシン の ベレッタ M92F です。

別段、珍しくはないよ~と思ってるでしょうが、今から27年も前に発売された エアコッキング式 の BERETTA M92F なんですヨ~!!
当時 M92Fは、ガバメント に代わり 米軍 の 次期制式採用拳銃 と決まったばかりで かなり リーズナブル な モデルアップだったと記憶してます。
それに、マルシン から発売された エアガン としては、4番目( 短銃 物としては ワルサーP38 の次で2番目・ M92F では初代 )という歴史的なモデルです。
特徴としては、グリップ内にポンプ部が有り スライドを引いてコッキングして発射するというもの。
因みに、発売前 時点での名前は“ M92F ”ではなく“ M-92・SB-F ”だったんですゼ~

外箱はこんな感じ、古いので回りもボロボロです。

何発か撃ったきりで、もとの状態のようビニールに入れて保管してました。

もちろん、 取扱い説明書 も入ってますヨ!!

さらに注意書き、専用のBB弾を使えとサ!!

使用するマガジンはこれです。
グリップ後部にエアコキ用のポンプが内蔵されてるため リアルさの欠片も無い細長い弾倉。

黄色の丸部分へマガジンを装填します。

スライド が引けるので、スライドストップ も一応 可能 になってます。

箱の写真では、黄色丸の窪み部分に 安全位置 を示す“ 赤”が入れてましたが、製品版には無しです。
因みに、セーフティーやハンマーなどもライブ(動く)なので、結構エアコキとしては手が込んだ造りになってます。

銃口です、真鍮製のバレルが見えますネ~

左右のスライド刻印を見てみましょう。
まず左側面 刻印が甘いですが
PIETRO BERETTA GARDONE V.T-MADE IN ITALY
と入ってます。
今じゃ契約上 WA 以外は使えない、“ PB ”マークも入ってますヨ~

次に右側 刻印 、マルシン の オリジナルとして
MOD.92 F-CAL.9 Parabellum-PATENTED
MFG MARUSHIN ASGK
と云ったところが入ってます!!

そうそう、COMBAT 月刊 コンバットマガジン ( 1986年7月号 )に KEN NOZAWA 氏の 第1回 エアガン・テストレポート として この マルシン BERETTA M92F が 紹介されてましたヨ~
数ページに渡って書かれているので、資料としては貴重ですナ!!
(詳しく知りたい方は、古本屋などで見付けて下さいネ)

今では、実物通りに ブローバック する ガスガン が当たり前ですが 昔はこの エアコキ ガン でも画期的な新製品だったんですヨ!!
