89式銃剣 に続き、とうとう レプリカ の 64式銃剣 も入手してしまいました～
電動ガンやモデルガンの 64式小銃 を持って無いので、どうしようか考えてましたが 昨年の 陸自駐屯地祭 で隊員さん達が腰からぶら下げてるのを観たら・・・欲しくなっちゃいました～(笑)
今回も製造は、インド の WINDLASS 社 です。(刀身の材質は真鍮らしいですヨ)
中を開けるとこんな感じです。
製造上の荒さがみられますが、本物 は手に入らないので我慢ですナ～!!
それにしても、64式銃剣 ってユニークな形をしてますネ～
Ｍ1バヨネット の刀身に、 M5バヨネット のグリップが付いたような感じなんで２本を合体させたみたいな銃剣だもんナ～
そういえば、韓国軍 は M1ガーランド 用に これと真逆な 銃剣 を製造してました。
Ｍ5バヨネット の様な短い刀身に Ｍ1バヨネット の グリップを付けたような銃剣を作ってたけっか!!(笑)
なお、この銃剣に刻印などは無いみたいです。
↓韓国軍の銃剣
(ネットから拝借した画像です)
気を付けないといけないのは、これが 米国製M1銃剣 としてオークションなどへ出品されてる場合を見掛けます。
横の長さが 実物 M1銃剣 とは違い 細く、M8A1鞘 に収められてるのは 韓国メイド だと思った方が間違い有りませんネ!!
という事で、M1銃剣 と 64式銃剣 の比較をしてみます。
Ｍ1バヨネット は以前入手した レジン樹脂製で、鞘も レプリカ です。
剣鞘 への収納状態での比較です。
左が M1 で 右が 64式
刀身 ( 自衛隊で云う 剣身 )の比較です。
実物の 64式銃剣 は、M1銃剣 よりも3cm長く作ってるそうですが、レプリカでも ちゃんと反映されているようですネ～
スカバード ( 剣鞘 )の比較です。
64式の方が刀身が長い分、若干 鞘 も長めな感じがしますネ～
ただ、実物の64式銃剣鞘は レプリカよりもさらに3cm位は長いようですヨ!!
吊り部分の比較です。
Ｍ1は鞘から直接ワイヤークリップが付いてますが、64式はストラップで延長してあります。
鞘側面の比較です。
64式の方が、少々太く見えますが実物もこんな感じなんでしょうか!?
以上、M1銃剣とのプチ比較でした。
次に、(分かる範囲での)実物との相違点を見てみます。
まずは、銃剣本体の相違点からです。 (実物はネットから拝借した画像です)
左がレプリカで、右が実物。
ネジが逆に付いてるのと、ネジ形状にも違いがみられます。
実物には柄近くの刀身に桜のＷ(武器)マークとシリアルナンバー、裏側にメーカーロゴ(豊和工業?)が入れられてますが、レプリカには無いのはしょうがないでしょう。
それと、見辛いですがグリップの滑り止め部分の形状にも違いが見られます。
次に鞘部分の比較です。 (実物はネットから拝借した画像です)
吊りストラップの形状は似てるのですが、根元部分が根本的に相違してるようです。↓
こちらが、鞘の裏側比較です。
吊りストラップを留めている根元(赤い丸部分)がレプリカと違ってます。
自衛隊使用の実物(右)は、2点をリベット留めしてる事から 米軍M7バヨネットなどの鞘で使われてる M8Ａ1スカバードの根元金具に形状が似てると思われます。
また、実物の鞘の先端近くには、紐を通す穴が開いてますがレプリカはには有りません。
これはドリルを使えば簡単に開くので問題無いでしょうネ～!!
こちらは、レプリカのバヨネットラグ固定部分です。
M1バヨネット と同じく固定ラッチが1個のタイプになってますが 実物の64式銃剣はM5バヨネットと同じ２ラッチタイプであると思われます。
というのも
こちらは、６４式銃剣用の脱落防止用銃剣留めですが、取付部分を見る限り上記レプリカの１ラッチタイプだと装着が出来ません。
下は、M5バヨネット ２ラッチタイプの参考写真
(ネットから拝借した画像です)
以上、分かる範囲での相違点でした。
あと、レプリカ で残念だったのは
グリップの下部ネジが、モールドなので実際に締める事が出来ないのにはちょっとガッカりしました。
それでも、やはり実物の入手は不可なので、レプリカを作成頂けた事には 感謝をしておりますヨ～