広島県東広島市【西条HAKUWAホテル】さん
秋のスイーツバイキング 🍂🍰🍇

1年ぶりの再訪です。
年に2回開催されるホテル併設パティスリー 
アイ・クレールさんのスイーツバイキングイベントです。
ホテルフロントにて受付を済ませ、2Fの会場へ
11:00開場、即スタートなので特に撮影タイムはありません。



実演サービスが空いていたのでこちらから頂くことに🍰🍰🍰


こちらのパンケーキはアイ・クレールの監修品ではなくホテルのブッフェレストランのものかと思います。


パンケーキ
薄めでベーシックなパンケーキ、バターやつぶあん、ホイップ、メープルが好みで添えられるようになっています。中盤以降はスタッフの方によりパンケーキ2枚に粒あん+ホイップの巨大どら焼きが作製されブッフェ台に堂々鎮座しておられました。

特製 苺のショートケーキ
こちらは今回の目玉✨
切り口からも分かるように(ダレてない)比較的固めにホイップされた生クリームはコクがありながらも高速な口溶けで嫌味な油脂感が皆無、ハチミツ使用のスポンジはしっとりとした舌触りと懐かしい甘みでカステラ近い仕上がりです。
さすが特製と謳うだけあり今まで頂いたアイ・クレールのショートとは趣向の違う仕上がりでした。

特製 チョコショートケーキ
特製 苺のショートケーキとは仕様が異なるきめ細かなチョコスポンジとより軽やかな口当たりのチョコクリームでした。ただ軽いだけではなくボトムとトップにはハードな板チョコクランチが仕込まれメリハリある構成、チョコの甘味も程良くこちらもお気に入りです。


さて楽しみなブッフェ台(❊´︶`❊)
上記の15種類のケーキが並びます。







ガトーショコラ
ジャンドゥーヤ風のナッティな口当たり、お粉少なめで生チョコのような舌触りですがキレの良い後味で甘味の割には頂きやすかったです。

バスクチーズケーキ
バスクチーズケーキからイメージする乳感よりもクリームチーズの酸味が印象的、口当たりはしっとりですが限りなくベイクドチーズケーキに近い焼成でした。コゲ感も苦味なく親しみやすいバスクチーズケーキですΣd(・ω・*)

特製シュークリーム
シャクっとした気泡感ある香ばしいシューに卵がふんだん使用されたカスタード、あえてWクリームにしない点もカスタードそのものを楽しめて好印象でした。

苺のショートケーキ
こちらは普段からパティスリーで販売されている定番ショートケーキです。卵白系のふわふわなジェノワーズにミルキーな生クリームで先に頂いた特製 苺のショートケーキとはまた異なるイマドキなショートケーキといった雰囲気です。

特製プリン
適度な凝固感となめらかさが両立した舌触り、
味わいは卵たっぷりでお砂糖が控えめ、物足りなさを感じないのは使用されている牛乳のコクあってこそかなと思います。

宇治抹茶のホワイトショコラテリーヌ
ホワイトチョコによりカドが取れた渋みの抹茶ガナッシュ、チョコ多めで高密度ですが、甘すぎない後味が気に入りました。


巨峰とバニラのムース
程よい果汁感ある巨峰ムースとあっさりとしたバニラムースのメイン層、ボトムはショコラビスキュイに巨峰ピューレの仕込み、こちらのボトムがムース2層の良質な引き締めとなっています。
ムース類もグラス仕立てやシンプルな2層構成が多かったはずですが今回はしっかりとしたガトー構成で手が込んでいました。

かぼちゃのケーキ
さっくりとしたマドレーヌ風のカボチャジェノワーズと甘さ控えめなカボチャムース、トップに生クリームが重なることでより一層カボチャ味が引き立っていた印象です。

特製アップルパイ
甘酸っぱく絶妙に歯応えが残されたリンゴ煮とカスタードをハラハラと極薄い折パイで包んだアップルパイ、フィリングがいい意味で詰まりすぎていないのでそれぞれの構成を圧迫感なく楽しむことができました。特にパイは焼きたてではなく冷蔵提供でこのサクサク感はとても感動(๑›ω‹๑)
こちらは一人一品テーブルサービス品でもなんら不思議でないクオリティでした。
タルトモンブラン
エアリーなガトーショコラに焼き栗をなめらかに漉したようなペーストが重なるタルト、個人的にはガトーショコラのマロンペースト添えといった印象に落ち着きましたが、先に頂いたガトーショコラとは全く異なる口当たりだったので、こちらのショコラ系の幅は広いなぁとしみじみ感じていました。

季節のタルト
シャインマスカットと巨峰が少量、バニラカスタード(フォーシーズンズカフェのカスタードクリームに近い気がします)にしっとりとしたアーモンドクリームのシンプルなタルトです。アーモンドクリームもバター風味や香ばしさを保ったままに舌触りが軽くなったような気がします。


キャラメルポワール
ほのかに洋梨風味のバニラムースとキャラメルムース、ムース2層はどちらも優しい味わいです。ナッツがふんだんに入ったビスキュイ生地が構成内の軽快なアクセントとなっています。

チョコレートブラウニー
クルミ入りのビターショコラブラウニーにオレンジママレード、バニラブリュレとスウィートチョコレートムースが層を作ります。ブラウニーはメインというよりはむしろボトムの位置付けで、シンプルなネーム以上の緻密なお作りでした(〃ω〃)

宇治抹茶の練乳ロール
肌理粗めな抹茶ロール生地にかすかな練乳風味の生クリームと黒豆、練乳クリームはベタつきやしつこい甘さもない上に他のクリーム同様口溶けが良好なので、感覚的には見た目ほどのクリームの多さを感じませんでした。


スイーツの補充は絶えず行われますが、
軽食類はスイーツに比べると補充は少なめでした。


1番のお気に入りは照り焼きチキンとコールスローのサンドイッチ🥪ありそうでないオリジナルな具材が新鮮でした。以前はパスタ2種だったのが1種グラタンに変わったことでトング待ちの列が格段に減り、以前のような軽食渋滞もなくなりました。取手つきのココットで多方向から頂けるのは地味に便利だと思いました。


さつまいもとかぼちゃのプリン
特製プリンのような卵や牛乳風味はなく、甘さ控えめなモンブランペーストのような重厚な舌触り、ほぼかぼちゃ味の印象で、さつまいもはあまり感じない仕上がりでした。
私の語彙のなさで「なく」「ない」の表現が続いてしまいましたが、かぼちゃのケーキよりもさらに顕著な素材感で美味しく頂きました。



もう昨年の記憶が曖昧ですが、率直な印象としてはさらにイベントのレベルが上がっています。ケーキの内容はパティスリー販売品の同等品かバイキングオリジナル品でラインナップされており、今回際立ったのが生クリームの口当たりの改良です。昨年は甘みが強かったり多油脂に感じた部分もありましたが、今年は乳感を残しながらも瞬時に口溶ける繊細さで各構成とのまとまりや馴染みが秀逸でした。そのおかげか生クリームが多用されたショートケーキ3種(/特製苺/特製チョコ)と宇治抹茶の練乳ロールは特に印象深いです。かぼちゃやさつまいも等の季節を意識した品もありますが、それらに特化しない王道なケーキを頂ける事は逆に新鮮でこちらのスイーツバイキングの大きな魅力であるかと思います。
広島市の中心部からはやや離れていますが、
東広島市近郊の方は利用してみて間違いがないイベントです。おすすめします。
広島大学のジャグリング部の皆様、
緊張されただろう中で明るい盛り上げありがとうございました。
今回も美味しかったです。ご馳走さまでした。



秋のスイーツバイキング
10/27(日)
11:00〜13:00
120分 
¥2,500(税込)
完全予約制

広島県東広島市西条下見6丁目5-45
TEL 082-431-1111