家好き建築士のmu_miです。
今日は歴史について!
しかもキッチンの歴史です( ´艸`)
僕も初めて知った時、
「うわー、日本人てバカだなー」って
思わず笑っちゃったので、今日は一緒にキッチンの歴史を探ってみましょう!!
■■■■ 戦前編 (1650年)■■■
時は江戸時代。
(引用:今西家保存会)
当時の間取りはこんな感じ!
生活は寝るのも食べるのもぜーんぶ畳の上!
フローリングなんて言葉も無い時代。
間取りは「田の字」と言われ廊下が無く全ての部屋が隣合わせ!
宴会場みたいですね(⌒▽⌒)
キッチンは土間で火をくべて調理!
出来たらテクテク畳の部屋まで持っていきます。
うーん、現代ではとても考えれない( ̄m ̄〃)
350年以上も昔はこんな感じ。
人が寝ているすぐ隣でご飯を食べるのが当たり前だった時代!
■■■■ 戦時~戦後編 (1942年)■■■
1900年代に入り、日本人はある重大なことを発見します!(@_@)
西山卯三(うぞう)という建築学者が「寝食分離」という考えを提唱!
衛生上、使い勝手上、「寝室」と「食卓」は仲の悪い関係であることに気付きます。
おせーよΣ((°д°;)
と思わずツッコミたくなりますが、
当たり前だったことの不自然さってなかなか気づけないものですよね。
こんな感じで、食卓のスペースが作ら「ダイニング」という部屋の概念が誕生!
戦後にはこのスタイルが定着。
戦後は日本の家庭は経済的にも苦しいこともあり、
壁付のキッチンで家族みんなが少ないスペースで集まれるこの形が大ヒットしたそうです。
奥様も作った料理を振り向けば食卓に並べられると好評だったようです。
そして洗面台がダイニングにありました((◎д◎ ))
しかし、最初は良かったこの形。
ある人物がだまっていませんでした。
そう、無駄にプライドの高い生き物。
男子です。(´Д`;)
当時は“亭主関白”。主人が大黒柱。
帰ったらドカッとイスに座って「おい!ビール!」と言ってた時代。
主に向かっておしりを向けるとは何事だ!とチンプリ返る男・・・。
とにかく、背を向けられてるそのスタンスが気に入らない(゚Ω゚;)
■■■■ 現代編 ■■■
そこで、登場してきたのが「システムキッチン」
ここからはなじみのあるキッチンですね!
キッチンをリビング側に向けることで洗い物が食卓からは見えなくなり、
日々増えていく電化製品たちもキッチンの背面に収納と食器棚を設けることで
解決しました。
男はキッチンの向こうでおとなしく
お座りして待て(´∀`)
日本のキッチンはここまで進化を遂げてきました!
後半は、特に最近出てきたキッチンのパターンについて書いていきますね。
キッチンの歴史って面白くないですか?( ´艸`)
いろいろなドラマがあって今の形に落ち着いてるんですねー。
伝統の様式にこだわるのですが、実は新しい物好きなところは
キッチンの歴史から見ても日本人らしさににじみ出てます(*´ω`*)
そして、日本人の男のナントモ偉そうなこと。笑
ではでは
家建てようぜ!イエーーイ!
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